きょうの料理レシピ
あったかわらび餅
わらび餅は全体に透明感が出て、ぽったりするまでしっかり練って仕上げ、できたての温かいところをどうぞ!
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/900 kcal
*全量
調理時間
/20分
材料
(つくりやすい分量)
- ・わらび餅粉 70g
- 【A】
- ・きな粉 大さじ2
- ・砂糖 大さじ2
- ・塩 小さじ1/6
- 【黒みつ】
- ・黒砂糖 40g
- ・三温糖 100g
- ・水 140ml
つくり方
1
【黒みつ】の黒砂糖は細かく削る。鍋に【黒みつ】の材料を入れて中火にかけ、アクを取りながら、少しとろみがつくまで煮詰めて冷ます。
2
【A】は混ぜ、大きめのバットなどに広げる。
3
ボウルにわらび餅粉を入れ、水カップ1+1/2を加えて溶く。直径約21cmの鍋に目の細かいざるを通してこし入れる。中火にかけ、木べらで混ぜながら、全体が透き通り、ぽったりとするまで練る。
! ポイント
【わらび餅の練り方】
火にかけると鍋の底や側面から固まってくる。いったん火から下ろして均一ののり状になるまで練り、再び火にかける。全体に透明感が出て、ぽったりするまで練り、最後に勢いよく練ってコシを出す。
4
3が熱いうちに、水にくぐらせたスプーンで好みの量をすくって2に落とし、全体にまぶす。表面を内側に入れるようにして丸める。残りも同様にして器に盛り、残った2と【黒みつ】をかける。
全体備考
《わらび餅粉》
本来ならわらび粉は、わらびの根からつくられるが、今はさつまいもやれんこんなどのでんぷん粉を混ぜたものが、わらび餅粉として市販されている。
きょうの料理レシピ
2013/04/25
おかず青年隊食堂
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
つくったコメント