グリンピースとベーコンの楽々キッシュ
切り口からのぞく、丸いグリンピースが楽しいキッシュです。サクサクの生地は、フードプロセッサーを使えば楽々。菓子にも応用できるので、覚えておくと重宝します。
写真: 鈴木 雅也
*全量
*キッシュを 冷ます時間は除く。
材料
(直径18cmの底が抜けるタルト型1台分)
- 【タルト生地】
- ・薄力粉 100g
- ・バター (食塩不使用) 50g
- ・卵 1/2コ
- ・塩 一つまみ
- ・グリンピース (正味) 80g
- ・ベーコン (塊) 80g
- ・たまねぎ (薄切り) 1/2コ分
- ・にんにく (薄切り) 1/2かけ分
- 【A】
- ・卵 1+1/2コ
- ・生クリーム カップ3/4
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・バター
- *型用
- ・薄力粉
- *型用
- ・塩
- ・オリーブ油
つくり方
【タルト生地】のバターは、1cm角に切って冷蔵庫に入れておく。タルト型の側面と底にバターを塗り、薄力粉をはたく。オーブンを180℃に温めておく。
【タルト生地】をつくる。フードプロセッサーに薄力粉、バター、塩を入れてかくはんする。サラサラの状態になったら卵を加え、生地がまとまるまで軽くかくはんする。
フードプロセッサーを使わないときは、カードなどでバターを細かく切りながらサラサラの状態にする。
フードプロセッサーから生地を丸めて取り出し、ラップ2枚ではさみ、麺棒でのばす。型の底と側面の高さに合わせて大きな円にし、ラップをはがしてタルト型に敷き込む。型からはみ出た生地は切り取る。
ラップではさむと麺棒に生地がくっつかないので、打ち粉の必要がない。
底一面にフォークで穴を開け、型より一回り小さく切ったオーブン用の紙を敷き、アルミ箔(はく)をかぶせる。180℃のオーブンで10分間焼き、オーブン用の紙とアルミ箔をはずし、さらに5分間焼く。
おもし代わりにアルミ箔をかぶせることで、生地がふくらむのを防ぐ。
グリンピースはさやから出し、塩少々を入れた熱湯で3分間ほどゆでる。冷水にとって水けをきる。ベーコンは5cm長さ、1cm角の棒状に切る。フライパンにオリーブ油適量を熱し、たまねぎ、にんにく、ベーコンを炒める。ベーコンに色がつき、たまねぎがしんなりするまで炒め、粗熱を取る。
5を4のタルトに広げ、【A】を合わせて注ぎ入れる。180℃のオーブンで20~30分間焼く。ナイフを刺して何もついてこなければ、網にのせて冷ます。
このレシピをつくった人
門倉 多仁亜さん
ドイツ人の母と日本人の父を持つ。料理好きの祖母直伝のドイツ家庭用理を、日本でもつくりやすい材料やレシピで紹介している。
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