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きょうの料理レシピ

魚の包み焼き

魚一匹を使った豪華な一品。ほんのりとした塩けとハーブの香りが上品な白身のおいしさを引き立てます。

魚の包み焼き

写真: 澤井 秀夫

材料

(つくりやすい分量)

・たい (内臓、エラ、ウロコを除く) 1匹
*今回は50cmの尾長だいを使用したが、 季節の白身魚であればよい。
【生地】
・小麦粉 (強力粉) 500g
・溶き卵 2コ分
・塩 250g
・バジル (乾) 10g
・タイム (乾) 10g
・レモン 2~3コ
・パセリ 適量
・打ち粉 (強力粉)

つくり方

1

【生地】をつくる。ボウルに材料を入れて混ぜ合わせ、水180~200mlを少量ずつ加えながら、耳たぶくらいの堅さになるまでまとめる。5分間くらいこねたら取り出し、2等分にする。台に打ち粉をし、それぞれを魚が入る大きさまで麺棒で広げる。

2

【生地】を1枚広げ、はけなどで水を塗り、真ん中にたいを置く。たいの表面にも水を塗り、もう1枚の【生地】をのせてたいを包む。魚の形に沿って【生地】をはりつけたら、ヒレのある魚形に切る。ワインのキャップなどでウロコを描き、余った【生地】で目やエラをつける。

! ポイント

【生地】で包むことでうまみを閉じ込め、塩けとハーブの香りを加える。魚の皮が塩分の入りすぎを防ぎ、火の通りを柔らかくする。描いたウロコは空気の抜け道をつくるため。

3

【生地】の表面にはけなどで水を塗り、200℃のオーブンで20分間焼く。取り出して10~15分間休ませる。

! ポイント

焼き上がり後に休ませることで、中まで火が入り、身がしっとりする。

4

【生地】を開いて身を取り分け、皿に盛り、半分に切ったレモンとパセリを飾る。

きょうの料理レシピ
2012/12/03 技あり!ほったらかしグルメ

このレシピをつくった人

大宮 勝雄

大宮 勝雄さん

フランス、イギリス、ニュージーランドで研さんを積み、その経験を生かしたアイデア豊かな洋食が人気。東京・浅草の仲見世通りの近くに洋食レストランをオープンして40年になる。

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