ごぼうとさばのコチュジャン炒め
さばのうまみとコチュジャンベースの合わせ調味料がしみ込んだごぼうは、こっくりとコクのある味です。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
材料
(2人分)
- ・ごぼう 1本(約150g)
- ・さば (切り身) 2切れ(200g)
- ・たまねぎ 1/2コ
- ・にら 2~3本
- 【A】
- ・コチュジャン 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・酒 大さじ1
- ・砂糖 小さじ2
- ・酢 小さじ2
- ・にんにく (すりおろす) 1かけ分
- ・白ごま 大さじ1
- ・酢 少々
- ・塩 少々
- ・黒こしょう (粗びき) 少々
- ・かたくり粉 適量
- ・ごま油 大さじ1
つくり方
ごぼうは皮をこそげ取り、5cm長さに切ってから縦半分に切り、酢少々を入れた水に5分間つけて水けをきる。鍋に入れ、たっぷりの水を加えて強火にかけ、煮立ったら中火で10分間ほどゆでてざるに上げ、湯をきる。
◎ごぼうは下ゆでして臭みを取り、味が入りやすくする◎
ごぼうはささがきや薄切りなら下ゆでなしでもOK。しかし、ここでは食感を強調するために大きめに切ってあるので、下ゆでして土臭さを取り、味がしみ込みやすくします。
さばは2cm幅に切り、塩・黒こしょう各少々をふり、かたくり粉を薄くまぶす。たまねぎは7~8mm幅の薄切りにする。にらは5cm長さに切る【A】は混ぜ合わせる。
フライパンにごま油大さじ1を熱し、さばを中火で炒めて取り出す。
◎かたくり粉がうまみを閉じ込め、とろみをつける◎
さばにかたくり粉をまぶして焼くとうまみが流れず、合わせ調味料がよくからみ、とろみもつきます。
3のフライパンでごぼう、たまねぎをサッと中火で炒め、さばを戻し入れる。【A】を回し入れて全体にからめ、にらを加えて混ぜる。
◎コチュジャンが具の臭みをやわらげる◎
コチュジャンのパンチのある風味がごぼうの土臭さ、さばの臭みをやわらげます。
《ここをマスター》
●ごぼうは下ゆでして土臭さを取り、味をしみ込みやすくする。
●さばにかたくり粉をまぶし、うまみを閉じ込めて味のからみをよくする。
●コチュジャンの風味が、ごぼうとさばを食べやすくする。
このレシピをつくった人
コウ ケンテツさん
大阪府出身、東京都在住。母親は「きょうの料理」でもおなじみの韓国料理研究家、李映林さん。韓国料理、和食、イタリアンと幅広いジャンルに精通する。雑誌やテレビなど多方面で活躍中。
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