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きょうの料理レシピ

ほうれんそうとゆで卵のグラタン

寒くなるとどんどん甘くなるほうれんそうをホワイトソースとからめてオーブンで焼きます。ゆで卵を一緒に入れると、主役級のボリュームおかずになりますよ。

ほうれんそうとゆで卵のグラタン

写真: 吉田 篤史

材料

(3人分)

・ほうれんそう 1ワ(200g)
・卵 3コ
【ホワイトソース】
・バター 大さじ約2(24g)
・小麦粉 大さじ3(24g)
・牛乳 カップ1+1/2
・塩 小さじ1/2
・こしょう
・ピザ用チーズ 40g
・塩
・こしょう

つくり方

1

鍋に湯を沸かして塩少々を入れ、ほうれんそうを1/3量ずつゆでる。色鮮やかになったらすぐ引き上げ、冷水にとる。

! ポイント

◎湯温を下げないよう、小分けにしてゆでる◎
1ワを一度に熱湯に入れると、湯の温度が下がり、じわじわ加熱されることに。3回くらいに分けて入れ、サッと色鮮やかにゆで上げましょう。

2

全部ゆでて冷水にとったら、手でふり混ぜて冷ます。根を切り落とし、3~4㎝長さに切って水けを絞り、塩・こしょう各少々をふって混ぜる。

! ポイント

◎冷水にとったら、混ぜながら一気に冷ます◎
冷水につけておくだけでは、中まで温度が下がりません。水に泳がせるようにして混ぜ、なるべく早く冷ましましょう。

3

ゆで卵をつくる。卵は小鍋に入れ、卵の半分の高さまで水を加える。ふたをして中火にかけ、沸騰したら弱めの中火にして12分間ゆでる。冷水にとり、殻をむいて縦半分に切る。

! ポイント

◎少なめの水+ふたで効率よく◎
ゆで卵をゆでる水は、多すぎると沸くまでに時間がかかります。少なめにしてふたをして火にかけ、時間を短縮!

4

【ホワイトソース】をつくる。牛乳は耐熱性の容器に入れ、電子レンジ(600W)に2分間ほどかけて温める。厚手の鍋にバターを中火で溶かし、火からはずして小麦粉を加え、泡立て器で混ぜる。再び火にかけ、全体が白く泡立つまで炒める。

! ポイント

◎バターと粉は同量。白く泡立つまでよく炒める◎

5

温めておいた牛乳を一度に加えて混ぜる。塩、こしょうを加え、混ぜながら煮立てとろみをつける。

! ポイント

◎牛乳でのばし、煮立ててとろみをつける◎
バターと小麦粉をしっかりと炒めておけば、温かい牛乳を一度に加えてもダマになりません。慌てずに、泡立て器でよく混ぜながら煮立てましょう。

6

5の1/3量を2のほうれんそうに加えてからめ、耐熱性の器に入れる。

7

ゆで卵の断面を下にしてのせ、残りの【ホワイトソース】をかける。チーズを散らし、210℃に温めておいたオーブンで15~18分間、表面に焼き色がつくまで焼く。

全体備考

《ここをマスター》
● ほうれんそうはサッと加熱し、サッと冷ませば色鮮やかに。小分けにしてゆで、水の中で混ぜながらすばやく冷ますべし。
● 卵は少ない湯+ふたで効率よくゆでる!
● ホワイトソースのバターと小麦粉は1:1。白く泡立ちサラリとするまでよく炒めよう。

きょうの料理レシピ
2012/11/06 【6か月で!レパートリー倍増計画】秋冬野菜のおかず

このレシピをつくった人

脇 雅世

脇 雅世さん

約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。

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