きょうの料理レシピ
秋の名月椀(わん)
温泉卵をうす雲と月に、オクラを星に見立てて夜空を表現しました。秋なす、秋みょうがで季節感もたっぷりと。錦秋の彩りと、「実り」のごまの香ばしさで気分も豊かに。
写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/130 kcal
*1人分
調理時間
/15分
*なすを塩水につける時間は除く。
材料
(2人分)
- ・なす 1/2コ
- ・みょうが 2コ
- ・オクラ 2本
- ・温泉卵 (市販) 2コ
- ・白ごま 10g
- 【A】
- ・だし カップ1+3/4
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・酒 大さじ1/2
- ・水溶きかたくり粉 大さじ1
- *かたくり粉を同量の水で溶いたもの。
- ・しょうが (薄切り) 少々
- ・塩
つくり方
1
なすはヘタを除き、ごく薄い半月形に切る。ボウルに水カップ1/4と塩小さじ1を合わせ、なすを30分間つけておく。しんなりとしたら水けを絞る。
! ポイント
直接塩をまぶすより、きちんと計量した塩水につけるほうが、均一に塩が浸透し、失敗がありません。
2
みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りにする。オクラは塩適量をまぶして軽くこすり、両端を切り落として長さを半分に切り、竹串で種を除く。熱湯でサッとゆで、冷めたら5mm幅に切る。
! ポイント
オクラの種は案外えぐみや堅さがあるもの。除いておくと味がすっきりするだけでなく、食感やのどごしもよくなります。
3
白ごまは粗めにする。鍋に【A】を入れて中火にかけ、煮立ったら白ごま、みょうがを加える。水溶きかたくり粉を加えて混ぜ、とろみをつける。
4
器に温泉卵を入れて3を注ぎ、オクラを散らす。1のなすをのせ、しょうがを飾る。
きょうの料理レシピ
2012/10/18
今月のスポットライト
このレシピをつくった人
高井 英克さん
京都、赤坂、麻布の日本料理店で修業を積み、2009年に独立、料理研究家となる。主宰する料理教室では、四季折々の和食の献立ともてなしの楽しさを紹介。持ち前の探究心と遊び心をいかんなく発揮している。
つくったコメント