えびドリア
ピラフにホワイトソースをかけて、こんがり焼けば、ごちそうドリアに。
写真: 吉田 篤史
*1人分
材料
(2人分)
- 【えびピラフ】*つくりやすい分量。余った分は、茶碗(わん)1杯分ずつラップに包んで冷凍保存するとよい。
- ・米 360ml(2合)
- ・チキンスープ (温かいもの) カップ2
- *全体備考参照。
- ・むきえび 200g
- ・たまねぎ 1/4コ
- ・グリンピース (冷凍) 30g
- 【簡単ホワイトソース】
- ・牛乳 カップ1
- ・固形チキンスープの素(もと) 1/2コ
- ・かたくり粉 大さじ1
- ・ピザ用チーズ 20g
- ・バター
- ・塩
- ・こしょう
つくり方
【えびピラフ】をつくる。むきえびは背ワタがあれば竹串で除き、洗って水けをよく拭く。たまねぎはみじん切りにする。グリンピースはざるに入れ、流水をかけて戻す。
鍋にバター大さじ1を中火で溶かし、むきえびをサッと炒めて取り出す。塩少々をふり、混ぜておく。
えびは炒めたら取り出しておく。魚介は米に炊き込むと、うまみが外に出て小さく縮んでしまう。サッと炒めて取り出しておく。
2の鍋でたまねぎをしんなりするまで炒め、米を洗わずに加えて炒める。
米は洗わずに炒める。洗った米を使うと割れやすく、炊き上がりがべチャッとしてしまう。米は洗わずに加え、1粒1粒が油に包まれて熱くなる程度に炒める。
全体に油と熱が回ったら、チキンスープ、塩小さじ1、こしょう少々を加えて中火にする。煮立ったら菜箸で全体を混ぜ、ふたをして弱火で15分間炊く。
温かいスープを加え、箸でサッと混ぜて炊く。
火を止めて、水けをきったグリンピースと2のえびを加える。再びふたをして10分間蒸らし、サックリと混ぜる。
炊き上がったら、えびを加えて蒸らす。炒めた魚介は炊き上がってから加えて蒸らせば、堅くなったり縮んだりしない。プリッとして、うまみたっぷり。
【簡単ホワイトソース】をつくる。牛乳は分量から大さじ1をとり分け、残りを鍋に入れて固形スープの素を加え、弱めの中火にかける。煮立ったら、とり分けた牛乳でかたくり粉を溶いて加え、混ぜながらとろみをつける。味をみて、足りなければ塩少々で調える。
耐熱性の器2コにバター少々を塗り、5のピラフを茶碗(わん)1杯分ずつ入れる。6を等分にかけ、チーズを等分に散らし、オーブントースターで約10分間焼いて焼き色をつける。
【チキンスープ】
固形チキンスープの素(洋風)1/2コを湯カップ2で溶いたものでもよい。その場合は一緒に加える塩の量を少々減らす。
【ここをマスター】
●米は洗わずに炒め、温かいスープを加えてパラリと炊き上げる。
●えびは炒めて取り出し、プリッとしたおいしさをキープ。
●煮立ったらふたをして、弱火で15分間。火を止めて蒸らすときに、えびを加えよう。
このレシピをつくった人
脇 雅世さん
約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。
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