簡単ねぎチャーシュー
じっくり下味をつけた豚肉を、弱火でやさしく焼くだけ。簡単なのに塊肉のチャーシューに負けない本格派の味です。ねぎとの相性は抜群ですよ。
写真: 野口 健志
*1人分
*肉に下味をつけておく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・豚ヒレ肉 (塊) 180g
- *一口カツ用のもも肉、豚カツ用のロース肉でもよい。
- 【下味】
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・砂糖 大さじ2
- ・ごま油 大さじ1
- ・五香粉(ウーシャンフェン) 少々
- *八角、シナモンなどの粉末を合わせた中国のミックススパイス。
- ・ねぎ 1/2本(40g)
- 【たれ】
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・酢 小さじ1
- ・ごま油 小さじ1
- ・ラーユ 小さじ1/2
- ・香菜(シャンツァイ) 少々
- *あれば。
- ・サラダ油
つくり方
豚肉は5mm厚さに切り、【下味】の材料をもみ込んで3時間ほど室温に置く。
表面だけサッと焼いて仕上げるので、ヒレ、ももなど脂の少ない部位を使う。塊肉でつくるチャーシューと同様、室温に戻しながらしっかり長い時間、【下味】につけて。
ねぎは太ければ縦半分に切って斜め薄切りにし、水にさらす。手で軽くもんで辛みを出し、シャキッとしたら水けをよくきる。
フライパンを弱火で熱し、サラダ油をごく薄くなじませる。1の肉を並べ、肉から出る汁けを紙タオルで取りながら焼く。
焦がさず柔らかく仕上げるため、火加減は弱火。ここで肉から汁けが出たままにしておくと、煮えたようになってしまう。紙タオルで吸い取り、手早く焼き目をつける。
焼き色がついたら裏返し、反対側も同様にサッと焼いて取り出す。
中心部分は余熱で仕上げるつもりで大丈夫。くれぐれも焼きすぎないこと。
粗熱が取れたら、7~8mm幅の細切りにする。切らずにこのまま、ねぎと別々に盛りつけてもよい。
ボウルに【たれ】の材料を混ぜ合わせ、2と5を加え、サッとあえる。器に盛り、香菜を添える。
【ここをマスター】
・サッと焼くだけで火の通る赤身の部位を選ぼう。
・下味につけて中心まで室温に戻し、味を浸透させるべし。
・焼くのは弱火、でも煮えさせてはダメ。汁けを取りながら手早く!
→たれであえなくてもおいしい!サラダやチャーハンの具にもおすすめ。
このレシピをつくった人
吉田 勝彦さん
東京・代々木上原にある中華料理店オーナーシェフ。旬の食材のおいしさを最大限に引き出す、ヘルシーでシンプルな中華料理が評判を呼んでいる。家庭で実践しやすいレシピも人気。
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