おすし屋さん風卵焼き
おすし屋さんのようなふっくらと弾力のある焼き上がり。砂糖を加えた甘い卵焼きは、心が和むおいしさです。
写真: 岡本 真直
*1人分
*粗熱を取る時間は除く。
材料
(2人分)
- ・卵 4コ
- ・砂糖 大さじ3
- ・塩 小さじ1/3
- ・サラダ油 適量
つくり方
卵は焼く直前にボウルに割り入れ、菜箸で溶きほぐす。菜箸で底をこするように手早く約30回往復させて溶く。これ以上溶くとコシがなくなるので注意。
砂糖、塩を加え、よく混ぜて溶かす。
小さな容器にサラダ油を入れ、ペーパータオルを小さく折りたたんでしみ込ませる。フライパンにペーパータオルでサラダ油を全体に薄く塗り、中火でよく熱する。
フライパンを火から下ろしてぬれ布巾にのせ、卵液おたま1杯分を流し入れ、フライパンを傾けて全体に行き渡らせる。
再び中火にかけ、約10秒間焼いて縁が固まってきたら、縁をはがすように、少し中央に寄せる。ゴムべら(耐熱温度の高いシリコン製などを使用する)を使うとはがしやすい。
向こう側の端にゴムべらの先を差し込み、手前にクルクルと巻く。
向こう側に寄せ、あいたところにペーパータオルでサラダ油を塗る。
再び火から下ろしてぬれ布巾にのせ、卵液おたま1杯弱分を流す。
再び中火にかけて約10秒間焼き、ゴムべらで縁をはがす。向こうから転がすように巻く。
卵液がなくなるまで7~9を繰り返す。大きくなって転がしにくくなったら菜箸とゴムべらを使うとよい。
表面を焼いて薄い焼き色をつける。ゴムべらと菜箸で立たせて側面も焼く。
アルミ箔(はく)を広げ、熱いうちに卵焼きをのせる。手早く包んで形を整え、粗熱が取れるまでおく。食べやすい大きさに切って盛りつける。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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