松風風だて巻き

はんぺんを粗くちぎってフードプロセッサーに入れてかくはんし、ペースト状にする。はちみつ、うす口しょうゆ、小麦粉を加え、なめらかになるまでかくはんする。最後に卵を溶きほぐして加え、なめらかになるまでかくはんする。

フードプロセッサーがないときは、すり鉢ですり混ぜてもよい。卵を最後に加えるのは、混ぜすぎるとコシがなくなるため。

卵焼き器にサラダ油を中火で熱し、1を流し入れて全体に広げる。卵焼き器の大きさに合わせたアルミ箔（はく）を上からかぶせ、その上にバットなどをのせて弱火で7分間ほど焼く。

アルミ箔をかぶせるのは、厚みのある生地の上のほうまで火を通すため。アルミ箔は燃えることがあるので、直火に当たらないよう、十分に注意すること。また、バットが熱くなるので注意。

表面の生地が流れないくらいに固まり、下の面にしっかりと焼き色がついたら上下を返す。もう一度アルミ箔をかぶせてバットをのせ、弱火のまま薄く色づくまで焼く。

卵白を溶きほぐし、はけで3の表面に薄く塗る。乾くまでそのままおき、もう一度卵白を塗り、けしの実をまんべんなく散らす。魚焼きグリルで表面を薄く色づくくらいまで焼く。約2.5cm幅、4cm長さに切って器に盛る。

けしの実をくっつけるのりの役目をする卵白は、二度に分けて塗る。こうするとはがれにくい。