バーニャ・カウダ
にんにくを牛乳で煮て、臭みをしっかりぬくのがポイント。まろやかでコクのあるソースが、クセになる味わい!
写真: 吉田 篤史
*全量
材料
(つくりやすい分量)
- ・にんにく 1+1/2コ(約90g)
- ・アンチョビ (フィレ) 30g前後
- *好みや、アンチョビの塩分によって調整するとよい。
- ・オリーブ油 120ml
- ・牛乳 カップ1/2
- ・水 カップ1/2
- ・フランスパン (バゲット) 適量
- ・じゃがいも (皮付きのまま蒸したもの) 適量
- ・ラディッシュ 適量
つくり方
にんにくは皮をむいて底の堅い部分を切り落とし、縦半分に割って芯を竹串で取る。
小さめの鍋ににんにく、牛乳、水を入れてごく弱火にかけ、水分がほぼなくなるまで、1時間30分ほど煮る。最後のほうは焦げやすいので、鍋を軽く揺すりながら水分をとばすとよい。箸で触るとくずれやすいので注意する。
オーブンを100℃に温めておく。2のにんにくをペーパータオルにのせて水けを軽く取り、直火にかけられる耐熱容器に入れて、オリーブ油を注ぐ。天板にのせ、オーブンで約1時間30分加熱する。
アンチョビは油をきって取り出し、ペーパータオルではさんで油をよく取る。小骨があれば取り除き、粗めに刻む。
3の容器を取り出し、4のアンチョビを入れて弱火にかける。
容器のまま火にかけにくい場合は、下に焼き網を敷くか、小さめの鍋に移すとよい。
沸騰したら一度火を止め、にんにくとアンチョビをフォークの背でつぶしながら、弱火で10分間ほど煮る。
このまま冷まし、冷蔵庫で一晩おくと、さらに味がまろやかになる。ソースは冷蔵庫で1週間保存できる。
じゃがいもとフランスパンは食べやすい大きさに切り、ラディッシュとともに6のソースに添える。
◆アンチョビ◆
かたくちいわしを三枚におろして内臓を取り除き、塩漬けにして発酵させたもの。塩気が強く、独特のうまみがある。
このレシピをつくった人
オカズデザインさん
吉岡秀治・知子夫妻、森影里美からなる料理とグラフィックデザインのチーム。雑誌や映像などの料理制作で独自の世界観を表現している。「私たちが大切にしているのは、時間がおいしくしてくれる料理。仕上がりの味を想像しながら待つ時間も楽しいものです」
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