えびから揚げ ピリ辛ソース
殻は香ばしく、身はふっくらなえびに、野菜をたっぷり加え、ピリ辛ソースで仕上げたヘルシーおかず。夏に食べたい一品です。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2人分)
- ・えび (無頭/殻付き) 16~18匹(250g)
- ・小麦粉 大さじ5
- ・サラダ油 カップ1
- ・パプリカ (赤) 1/4コ(40g)
- ・ねぎ 1本(100g)
- *好みで青い部分も使う。
- 【ピリ辛ソース】
- ・酢 大さじ4
- ・オイスターソース 大さじ2
- *かきを原料にしてつくられる中国の調味料。甘辛味で、濃厚な風味とうまみ、コクがある。かき油とも呼ばれる。
- ・はちみつ 大さじ1
- ・豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1/2
- ・ごま油 大さじ1
つくり方
えびは尾の先を切り落とし、包丁の先でしごいて中の水を出し、足を除く。ボウルに水をはってえびを入れ、サッと洗って水けをきり、ペーパータオルで水けを拭く。殻付きのまま背に切り目を入れ、あれば背ワタを除く。バットに入れ、小麦粉の1/2量をふってまぶす。
尾の中の水をしごき出すと、揚げたときに油がはねにくく、えび独特のクセも出にくくなる。
パプリカはヘタと種を除き、縦に薄切りにする。ねぎは縦半分に切って斜め薄切りにする。ボウルに【ピリ辛ソース】の材料を順に入れてよく混ぜ、パプリカとねぎを加えて混ぜる。
1 のえびは表面がしっとりしてきたら、残りの小麦粉をふってまぶす。フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、えびを入れる。強めの中火にし、約3分間たったら返し、全体に色が変わってカリッとするまで約3分間揚げる。ペーパータオルを敷いたバットに取り出して油をきる。
小麦粉は2回に分けてまぶすとしっかりつき、表面がカリカリになる。背の切り目にもよくつける。
3のえびは、熱いうちに2のボウルに入れ、野菜と【ピリ辛ソース】をよくからめる。
えびが熱いうちに入れるとソースがよくなじむ。余熱で野菜がしんなりして、からみやすくなる。
【えび選びのポイント】
トレイの中に水がたまっているものは避ける。冷凍のままパック詰めされているものは、多めに買って保存するときに向く。流水につけて解凍して使う。むきえびは塩気が強い場合があるので、ビギナーには殻付きがおすすめ。
【おいしく味わう秘けつ】
ずばり下ごしらえにあります。汚れをしっかり取り除いて、繊細なえびのうまみを引き立てたり、背に切り目を入れて火の通りをよくしたり。このひと手間で、でき上がりに差がつきます。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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