さばの竜田揚げ
しょうゆでしっかりと下味をつけた竜田揚げ。しょうがの香りが味を引き締めます。
写真: 岡本 真直
*1人分
*さばに下味をつけておく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・さば (切り身) 2切れ(250g)
- ・さつまいも (大) 1本(150g)
- 【下味】
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・しょうが (すりおろす) 2かけ分
- ・かたくり粉 カップ1/2
- ・サラダ油 適量
- ・青じそ 適量
- ・レモン (くし形切り) 適量
つくり方
さばはペーパータオルで表面の水けを拭く。
皮を上にして置き、身の厚いところに5mm深さの切り目を1cm間隔に入れる。こうすると、火が通りやすくなる。
1切れを3等分に切る。中骨が堅い場合は、上から押すように切るとよい。
ボウルに【下味】の材料を混ぜ合わせ、3のさばを入れてよくからめる。約10分間おいて【下味】をつける。
さつまいもはよく洗って水けを拭き、皮付きのまま乱切りにする。4のボウルにさつまいもを加え、混ぜて軽く【下味】をつける。
バットにかたくり粉を広げてさばを入れ、全体にまぶし、軽くはたいて薄くつける。取り出してさつまいもを入れ、同様にする。
フライパンにサラダ油を2cm深さに注ぎ、中火で170~180℃(水けを拭いた菜箸を入れたとき、細かい泡が勢いよく出るくらいが目安)に熱する。6をさば、さつまいもの順に1切れずつ入れる。
強めの中火にして約3分間揚げ、表面が固まってきたら返し、さらに3~4分間揚げる。
さつまいもに竹串を刺してみてスーッと通ったら、ペーパータオルを敷いたバットに取り出し、油をきる。さつまいもが柔らかければ、さばにも火が通っている。器に青じそを敷いて盛り、レモンを添える。
【お魚メモ】
●さば●
日本の沿岸でとれる「まさば」「ごまさば」、ノルウェーなどから輸入される「大西洋さば」などがある。「さばの生き腐れ」といわれるほど鮮度が落ちるのが早い。新鮮なものを求め、早めに食べるのが鉄則。さばの切り身は、さばを二枚おろし(または三枚おろし)にした状態の半身」と、それをさらに半分に切った「切り身」がある。
●さば選びのポイント●
さばの背にある黒い模様がくっきり、鮮やかなものがよい。切り身がない場合は、半身を求め、切って使うとよい。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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