ラムチョップのソテータイム風味
見た目にも風格が漂うラムチョップのソテーです。扱いやすいパウダータイプのハーブを使い、ステーキの要領で焼きます。骨付きなので焼き縮みが少ないのもうれしいですね。
写真: 松本 祥孝
*1人分
*ラムチョップを室温におく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・ラムチョップ (小) 6本(300g)
- ・タイム (パウダー) 適量
- *またはドライ小さじ1/2でもよい。
- ・オリーブ油 大さじ1
- *またはサラダ油。
- ・プリーツレタス (小) 2枚
- ・粒マスタード 適量
- ・塩 適量
- ・こしょう 適量
つくり方
ラムチョップは焼く30分ほど前に冷蔵庫から出して室温におく。各面にタイム少々をふる。タイムの量は好みで加減する。
フライパンにオリーブ油を入れ、強火で20~30秒間熱してラムチョップを並べ入れる。赤身の部分をトングや菜ばしなどで押さえつけながら焼く。
下面全体に焼き色がついたら返し、弱火にする。表面と同様に赤身を押さえながら2~3分間焼く。サーロインステーキと同様に弾力をみて、好みの焼き加減に仕上げる。器に盛り、プリーツレタスと粒マスタードを添える。塩、こしょうをふって食べる。
焼き加減は好みだが、ラムの場合は、牛ステーキのミディアムよりやや火を入れ、切り口がピンク色になったくらいがおすすめ。
【使う肉はこれ!】
◆ラムチョップ◆
生後12か月未満の子羊の肉をラムと呼び、そのロース肉を肋骨に沿って1本ずつ切ったものがラムチョップ。肉質は柔らかい。周りに脂肪が厚くついている場合は切り落として使う。
【使ってみよう!】
◆タイム(パウダーとドライ)◆
シソ科のハーブ、タイムには、生のほかに、乾燥させたドライ、粉末にしたパウダーがある。どちらもさわやかな香りがあり、生よりも保存性が高い。パウダーは風味が強く、少量でも香りがつく。
このレシピをつくった人
瀬田 金行さん
1947年長野県生まれ。1972年に渡仏し、ジョルジュ・ブランのレストランで就業する。スペインの日本大使館公邸、ベルギーのEC大使公邸で料理人を務め、後に帰国して神戸でフレンチレストランを開業。現在は、東京・代田橋より、郷里 長野県松本市に移転、ビストロ瀬田亭コツナ、クッキングサロンコツナを営業中。
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