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きょうの料理ビギナーズレシピ

豚ヒレ肉のフライパンロースト

フライパンでつくれるお手軽ロースト。表面をこんがり焼いたら、アルミ箔(はく)をかぶせてじっくりと蒸し焼きにし、ジューシーに仕上げます。少し厚めに切り、マスタードをつけて味わうのがおすすめの一品です。

豚ヒレ肉のフライパンロースト

写真: 松本 祥孝

エネルギー /260 kcal

*1人分

調理時間 /40分

*肉を室温におく時間は除く。

材料

(つくりやすい分量/約4人分)

・豚ヒレ肉 (かたまり) 500g
【下味】
・塩 小さじ1/2
・こしょう (あれば粗びき) 適量
・オリーブ油 大さじ1
*またはサラダ油。
【付け合わせ】
・じゃがいも (大) 1コ(200g)
・塩 適量
・たまねぎ 1/2コ(100g)
・オリーブ油 大さじ1
*またはサラダ油。
・ほうれんそう (小) 1/4ワ(80g)
・こしょう 少々
・フレンチマスタード 適量

つくり方

塩、こしょうをふる
1

豚肉は焼く30分間以上前に冷蔵庫から出して室温におき、【下味】の塩とこしょうをふる。

フライパンで焼く
2

フライパンにオリーブ油を強火で熱し、豚肉を入れて焼く。焼き色がついたら、トングなどで返して裏面と側面をこんがりと焼く。

! ポイント

中火にし、豚肉を立てて断面もこんがりと焼く。

アルミ箔をかぶせて焼く
3

いったん火を止め、アルミ箔を30cm四方に切り、豚肉をふんわりと包み込むようにかぶせる。再び火をつけ、弱火で15~20分間焼く。途中、2~3分間に1回ぐらい豚肉を返す。

【付け合わせ】をつくる
4

じゃがいもは皮をむき、一口大に切る。鍋に入れ、水をかぶるくらいに注ぎ、塩少々を加えて強火にかける。煮立ったら中火にして約10分間、柔らかくなるまでゆでる。水けをきってボウルに入れ、熱いうちにフォークなどで半量ぐらいをつぶす。たまねぎは縦薄切りにする。フライパンにオリーブ油を中火で熱し、たまねぎを炒める。しんなりしたら、じゃがいもを加えてサッと炒め合わせる。塩ニつまみ、こしょうをふって火を止める。鍋に湯を沸かし、煮立ったら塩(湯カップ3に塩小さじ1の割合)を入れ、ほうれんそうを加えて約1分間ゆでる。水にとって水けを絞る(好みで食べやすい長さに切る)。

焼き上がりをチェックする
5

3の豚肉はアルミ箔を外し、厚いところに竹ぐしを刺す。抜いたとき、透明な汁が出てきたら、中まで火が通っている。

肉を休ませ、盛りつける
6

フライパンを火から下ろし、温かい場所に5分間ほどおいて休ませる。取り出して1cm厚さに切り、器に盛って4を添える。フレンチマスタードをつけて食べる。

! ポイント

焼き上がった肉をすぐに切り分けると、肉汁が流れ出てしまう。少し休ませることで、肉汁が落ち着き、ジューシーな仕上がりになる。

全体備考

【使ってみよう!】
◆トング◆
肉などをはさむ道具。バネ付きのタイプは、あまり力を入れなくてもしっかりとはさむことができるので、かたまり肉を返すときに重宝する。先の部分が耐熱性のナイロンやシリコンのものは、金属製の道具が使えないフライパンにも利用できて便利。


【使う肉はこれ!】
◆豚ヒレ肉(かたまり)◆
腰に近いロースの内側にある部位で、豚肉の中で最も柔らかく、きめが細かい。脂肪が少ない赤身肉で、味はあっさりしている。濃いピンク色でつやのあるものが新鮮。

きょうの料理ビギナーズレシピ
2009/11/30 肉料理で“おうち”レストラン!

このレシピをつくった人

瀬田 金行

瀬田 金行さん

1947年長野県生まれ。1972年に渡仏し、ジョルジュ・ブランのレストランで就業する。スペインの日本大使館公邸、ベルギーのEC大使公邸で料理人を務め、後に帰国して神戸でフレンチレストランを開業。現在は、東京・代田橋より、郷里 長野県松本市に移転、ビストロ瀬田亭コツナ、クッキングサロンコツナを営業中。

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