ボンゴレ・ロッソ
ロッソとは、イタリア語で「赤い色」の意味。トマトの甘酸っぱいソースが、あさりとパスタに合う一品です。
写真: 榎本 修
*1人分
材料
(2人分)
(トマトソースはつくりやすい分量)
- ・スパゲッティーニ 150g
- ・あさり (殻つき。砂ぬきしたもの) 300g
- 【トマトソース】
- ・トマトの水煮 (缶詰/ホールタイプ) 1缶(400g)
- ・たまねぎ 1/4コ(60g)
- ・にんにく 1/2かけ
- ・ローリエ 1枚
- ・オリーブ油 大さじ1/2
- ・塩 小さじ1/4
- ・こしょう 少々
- ・塩 適量
- ・オリーブ油 大さじ1
- ・白ワイン 大さじ1
つくり方
【トマトソース】をつくる。たまねぎは縦に細かく切り目を入れて端から刻み、みじん切りにする。にんにくは縦、横に細かく切り目を入れて端から刻み、みじん切りにする。
ボウルにトマトを缶汁ごと入れ、フォークの背などで粗くつぶす。
トマトの水煮は、うまみの詰まった汁ごとボウルに入れて。
小さめのフライパンにオリーブ油を中火で熱し、たまねぎ、にんにくを入れて2~3分間炒める。たまねぎが透き通ってきたら、トマト、ローリエを加える。
煮立ったら弱火にし、木べらなどで混ぜながら、ふたをせずに10~12分間煮る。大きめの鍋に水2~3リットルを入れ、ふたをして強火にかける。
4の【トマトソース】が約2/3量になり、トロッとしたら塩、こしょうを加えて混ぜ、ローリエを取り除く。180gを使用するので、残りは保存する。
全体がトロリとするまで、煮詰めること。
4の鍋の湯が沸騰したらふたを取り、塩大さじ1+1/3~2、パスタの順に入れる。パスタを湯の中に沈め、袋の表示時間どおりにタイマーをスタートさせて強めの中火にし、時々混ぜながらゆでる(ロングパスタのゆで方参照)。あさりは水約カップ2を入れたボウルに入れ、殻と殻をこすり合わせるようによく洗い、ざるに上げて水けをきる。
大きめのフライパンにオリーブ油を中火で熱し、あさりを入れてサッと炒める。全体に油が回ったら白ワインをふり、弱火にしてふたをし、2~3分間酒蒸しにする。
7のあさりの口が開いたらふたを取り、中火にして5の【トマトソース】180gを加えて混ぜる。煮立ったら、塩少々を加えて混ぜ、火を止める。
パスタがゆで上がったら、ざるに上げて水けをきり、8のフライパンに加える。中火にかけて、手早く混ぜ合わせる。
パスタをゆですぎないよう、注意して。
【知ってる?トマトソースづくりには、水煮缶が欠かせません】
トマトの水煮缶は、トマトの皮をむき、トマトジュースといっしょに缶に詰め、密封して加熱殺菌をしたもの。トマトの甘みが凝縮された缶汁も、必ず使うようにしましょう。
【これも大事!トマトソースは、多めにつくって冷凍保存しても】
トマトソースはよく冷ましてからジッパー付きのポリ袋に入れ、冷凍庫で保存できます。日もちは、約3週間を目安に。煮るのに少し時間がかかるので、一度に多めにつくっておくと重宝します。凍ったまま調理に使って、OK。
このレシピをつくった人
髙城 順子さん
幅広いジャンルの料理に精通し、本格的な味を誰にでもつくりやすいレシピで提案。野菜のおいしさを引き出す料理が得意。「きょうの料理ビギナーズ」の監修を2年半務める。
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