イタリア風オムレツ(フリッタータ)
じゃがいもとトマトたっぷりの、食べごたえ十分なオムレツ。イタリアの家庭の味です。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2人分)
- ・卵 2コ
- ・じゃがいも 1コ
- ・トマト (小) 1/2コ
- 【A】
- ・粉チーズ 大さじ2
- ・牛乳 大さじ1
- ・塩 一つまみ
- ・イタリアンパセリ 適量
- *またはパセリ。
- ・エクストラバージンオリーブ油 適量
つくり方
じゃがいもは1.5cm角くらいに切って鍋に入れ、たっぷりの水を注ぐ。弱火にかけ、沸騰してから1~2分間、柔らかくなるまでゆでて湯をきる(弱火で時間をかけて沸騰させると、素材の味を引き出すことができる)。
トマトは小さめの一口大に切る。
ボウルに卵を割り入れ、【A】を加えて泡立て器でよく溶き混ぜる。
3の卵液に、じゃがいもとトマトを加え、ざっと混ぜる。
火にかける前に、表面加工してあるフライパンに4を流し入れる(熱してから入れると、卵がすぐに焦げてしまうため)。
弱火にかけ、縁が固まってきたら、そのつど耐熱のゴムべらで混ぜる。
全体に固まってきたら、最後に火を強め、底に焼き色をつける。粗く刻んだイタリアンパセリを散らし、エクストラバージンオリーブ油を回しかける。
【卵の特徴】手ごろで栄養満点
料理の主役にも脇役にもなる、頼もしい食材。調理のしかたしだいでさまざまな食感や味わいが楽しめて、どんな素材ともよく合います。
【卵の選び方】賞味期限とひびの有無をチェック
ひびが入っていると、そこから傷みやすくなります。賞味期限は、安心して生で食べられる期間のこと。これを過ぎたら、早めに加熱調理を。
【卵の保存】とがったほうを下向きに
とがったほうが強度があり、割れにくいので、下にして冷蔵庫へ。丸いほうには「気室」があり、こちらを下にすると、気室内の空気が卵黄に触れやすくなり、細菌が入り込む可能性が高まります。
このレシピをつくった人
有馬 邦明さん
イタリア料理店で修業の後、イタリア ロンバルディア、トスカーナ州などで経験を積む。2002年、東京にレストランをオープン。(2023年時点閉店)
食材は自ら生産者の素に足を運ぶというこだわりよう。地方における料理監修も多数行なっている。丁寧につくられる一皿に魅了されるファンが多い。
つくったコメント