ニューヨークチーズケーキ
アメリカの古きよき時代の伝統を感じさせる、素朴でシンプルなチーズケーキ。
写真: 黒部 徹
*全量
材料
(直径18cmの底が抜ける丸型1台分)
- ・クリームチーズ 450g
- ・グラニュー糖 120g
- ・レモンの皮 (国産/細かいみじん切り) 1/2コ分
- ・卵 (大) 2コ
- ・生クリーム 40ml
- ・サワークリーム 30g
下ごしらえ・準備
1 オーブンを160度に温めておく。
2 クリームチーズは室温に戻す。
3 型の側面と底の外側を透き間なくアルミ箔で覆う。端は、型の縁ぎりぎりで丸める。
つくり方
クリームチーズは適当な大きさにちぎってボウルに入れ、ハンドミキサーでよく混ぜ、なめらかにする。
別のボウルにグラニュー糖とレモンの皮を混ぜ合わせる。
2を1に2~3回に分けて加える。そのつどじゅうぶんに混ぜ、柔らかいクリーム状にする。
卵1コを溶きほぐして3に加え、よく混ぜる。ゴムべらでボウルの縁に付いた卵液などもきれいにこそげ、さらにハンドミキサーで混ぜる。
もう1コの卵も加えて同様に混ぜ、生地全体を均一にする。
別のボウルに生クリームとサワークリームを入れ、ゴムべらで大きく混ぜてから、ハンドミキサーに持ちかえ、塊がなくなるまで混ぜる。
6を5に加え、全体をよく混ぜ合わせる。ゴムべらでボウルの表面をきれいにこそげて、さらに混ぜる。
7を型に流し入れ、両手で型をしっかり持ち、軽く揺すって表面をならす。
8を天板にのせてオーブンに入れる。天板に熱湯を深さ1cm強ほど注ぐ。
160℃で約25分間、外側に火が通り、中心部分はプルプルと揺れる状態まで蒸し焼きにする。まだ生地がゆるければ、さらに数分間、状態を見ながら焼く。途中、天板の湯が蒸発してしまっても、足さなくてよい。
オーブンを止め、そのままオーブンの中で約1時間おいて、中心までゆっくりと熱を入れる。
粗熱を取り、型から取り出す。冷蔵庫に入れて冷やして食べる。
《3つのポイントその1》
材料を加えるたびに、ハンドミキサーでよく混ぜ、ゴムべらでボウルの表面についた生地もきれいにこそげて、もう一度ハンドミキサーで混ぜましょう。
《3つのポイントその2》
レモンの皮はグラニュー糖と混ぜ、香りを移してからすぐに生地に混ぜます。時間をおくと、グラニュー糖が水分を吸ってベタッとしてしまうので注意。
《3つのポイントその3》
中心部分がプルプルと揺れる程度の状態でオーブンを止め、予熱でゆっくり時期間をかけて火を通すと、しっとりとした口当たりが生まれます。
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このレシピをつくった人
平野 顕子さん
京都、東京にカフェをオープン、お菓子教室も併設。子どもの大学入学を機に、アメリカ北東部ニューイングランドへ留学。大学に通いながら、アメリカ東海岸の伝統的なお菓子作りを学ぶ。
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