冷やし中華
色とりどりの具をのせて甘酸っぱいたれでいただく定番の冷やし中華。ねぎやしょうがを加えたピリ辛だれがおすすめです。
写真: 野口 健志
*1人分
*いり卵を冷ます時間、湯を沸かす時間は除く。
材料
(2人分)
- ・中華麺 (生/冷やし中華用) 2玉(約220g)
- *普通の中華麺(生)でもよい。
- ・卵 1コ
- ・サラダ油 小さじ1
- ・ロースハム 4枚
- ・きゅうり 1本
- ・トマト (小) 1コ
- ・ごま油 大さじ1/2
- 【ねぎだれ】
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・酢 大さじ2
- ・水 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1/2~1
- ・ねぎ (みじん切り) 大さじ4
- ・しょうが (すりおろす) 小さじ1
- ・ごま油 大さじ1/2
つくり方
ボウルに卵を溶きほぐす。フライパンにサラダ油を中火で熱し、溶き卵を流し入れる。木べらで大きく混ぜ、固まってきたら、軽く切るように混ぜて大きめのいり卵をつくる。取り出して冷ます。
ハムは半分に切り、端から5~6mm幅に切る。きゅうりは太めのせん切りにする。トマトは縦半分に切ってヘタを除き、縦に3~4mm厚さに切る。
ボウルに【ねぎだれ】の材料を順に入れ、よく混ぜる。
中華麺を手でもむようにしてほぐす。大きめの鍋にたっぷりの水(約2リットル)を入れて強火にかける。大きめのボウルにたっぷりの水を入れておく。
鍋の湯が煮立ったら、中華麺を入れ、袋の表示時間に合わせてタイマーをセットする。菜箸で底から混ぜる。再び煮立ったら、火を少し弱め、麺が常に踊っている火加減でゆでる。火を止め、大きめのざるに上げる。
用意した水にざるごとつけ、菜箸で混ぜる。水をかえてもう一度つけ、混ぜて粗熱を取る。流水をかけながら、手早く両手でもむように洗う。
ざるを引き上げ、上下に大きく振って水けをきり、さらに手でギュッと押してしっかりと水けをきる。
ボウルに中華麺を入れてごま油をふり、全体によくからめる。こうすると麺がほぐれて食べやすくなり、香りもよくなる。
器に中華麺を盛り、1、2をのせる。【ねぎだれ】を添え、かけて食べる。
【中華麺の特徴】
●かん水が生み出す独特の味わい
冷やし中華に使う中華麺は、小麦粉に水、かん水などを加えてよくこね、製麺したもの。かん水は、生地を堅く、弾力のあるものとし、特有のアルカリ風味やなめらかさ、色や光沢を生み出します。市販の中華麺には、生麺、蒸し麺、乾麺、即席麺などがありますが、蒸し麺は主に焼きそば用。生麺は、家庭で本格冷やし中華が楽しめます。
●普通の中華麺でもつくれます
冷やし中華用として売られている生中華麺は、冷たくしたときにおいしく食べられるよう工夫されたもの。なければ、普通の中華麺でも同様につくれます。ゆで時間は袋の表示に従いましょう。
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