お好み焼き
キャベツは山ほど、小麦粉は少なめのヘルシーなお好み焼きです。焼けるのを待つワクワク感、ひっくり返すときのドキドキ感をぜひご家族で楽しんでください。
写真: 澤井 秀夫
*1枚分
材料
(2枚分)
つくり方
キャベツ、ちくわ、紅しょうがは粗みじん切りにする。青ねぎは小口切りにする。
山芋はよく洗って皮ごとすりおろし、だしを加えてざっとのばす。
芋に伸びた根がついていれば、火で焼き切って。皮やちょっと変色した部分も、【生地】に混ぜて焼いてしまうと気にならないのでそのままおろす。
2に【A】の具を加えて混ぜ合わせたところに小麦粉と塩を加え、ざっくりと混ぜる。
粉がまだ見えるくらいざっと混ざればよいので、一生懸命に混ぜすぎないこと。
【生地】の半量を取り分け、焼く直前に卵1コを加えてざっくりと混ぜる。
ホットプレートまたはフライパン(ここでは溶岩プレート)を中火で十分に熱し、サラダ油少々を全体になじませる。4の2/3量をのせて軽く広げ、豚肉を3枚のせる。
豚肉がロース肉の場合生地と生地の間にはさんでしっとりと、バラ肉の場合は生地の上にのせてカリッと焼くのがおすすめ。
4の残り1/3量をのせて丸く形を整え、ふたをして3~4分間、弱めの中火で蒸し焼きにする。
直径22~23cm、厚みは3~4cmになるので、高さのあるふたを。ここでは大きな片手鍋をふた代わりに使う。
片面が焼けたらひっくり返す。
へらで上から押さえるのはNG!空気が抜けてフンワリ感がなくなってしまう。
再びふたをして、3~4分間蒸し焼きにする。
もう一度上下を返し、表面にレモン汁を塗る。
レモン汁の酸味が意外な隠し味になる。
お好み焼きソースをたっぷりと塗り、青のり粉と削り節をふる。もう1枚も同様に焼く。
マヨネーズ、ケチャップ、練りがらしなどは好みで。皿に取らず、このままへらで切り分けるのが大阪風!
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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