きょうの料理レシピ
たけのこのきんぴら
たけのこを豆板醤でいため、中国風に仕立てます。和の調味料を加える前に、たけのこに豆板醤の香りをからめておくことがポイント。
写真: 佐伯 義勝
材料
- ・ゆでたけのこ 200g
- ・豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1
- 【A】
- ・だし カップ1/2
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・酒 大さじ2
- ・砂糖 小さじ1
- ・サラダ油 小さじ2
- ・みりん 大さじ1
下ごしらえ・準備
たけのこの下ごしらえ
1 たけのこは穂先を約1/4ほど斜めに切り落とし、根元に向かって縦に皮目に切り込みを入れる。
2 なべにたっぷりの水と米ぬか一つかみ(たけのこの鮮度がよくなければ、赤とうがらし2~3本もいっしょに加える)、たけのこを入れ、落としぶたをして火にかけ、煮立ったら中火にして1時間~1時間30分、竹ぐしがスーッと通るまでゆでる。火を止めて、そのままゆで汁につけて冷ます。
3 冷めたら取り出して流水で洗い、切り込みに親指を入れて開くように皮をむく。
4 包丁の背で根元の節に残った皮などをこそげ取り、水にしばらくつけておく。
つくり方
1
【A】を合わせておく。
2
たけのこは一口大に切る。
3
大きめのなべにサラダ油小さじ2を熱して豆板醤を入れて炒め、たけのこを加えてサッと炒める。
4
3に1を加え、強火で炒め煮にする。汁けがほとんどなくなったら、仕上げにみりん大さじ1を加え、軽く炒め合わせる。
全体備考
●密閉容器に入れて冷蔵庫で約1週間保存可能。
きょうの料理レシピ
2003/05/15
初夏が香る常備菜
このレシピをつくった人
後藤 加寿子さん
茶道の家元の家に生まれる。日本料理の奥深い知識に裏打ちされた、シンプルかつ現代的な和食のレシピを提案。食育にも力を入れ、和食文化国民会議副会長を務める。
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