ミートパイ
薄切り肉をパイで包んで焼いた華やかな一皿です。みそとマスタードを使った個性的なソースでいただきましょう。
写真: 松島 均
*1人分
*パイシートを室温に戻す時間、具を冷ます時間は除く。
材料
(2人分)
- ・牛切り落とし肉 100g
- ・冷凍パイシート 1枚(200g)
- ・たまねぎ 1/3コ
- ・溶き卵 適量
- ・サラダ油 大さじ1
- ・しょうゆ 小さじ2
- ・小麦粉 適量
- 【付け合わせ】
- ・ベーコン 2枚
- ・ほうれんそう 4株
- ・にんにく 1かけ
- ・サラダ油 大さじ1
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- 【マスタードみそソース】
- ・フレンチマスタード 大さじ1
- ・みそ 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・水 カップ1/4
つくり方
パイシートは室温に戻す。たまねぎは縦に薄切りにする。フライパンにサラダ油を熱してたまねぎを入れ、中火で炒める。薄く色づいたら牛肉を加えて炒め、肉の色が変わったらしょうゆを加えて混ぜる。バットなどに移して広げて冷ます。
パイシートを半分に切る。小麦粉を薄くふり、麺棒にも小麦粉をつけ、倍くらいの面積になるようにのばす。横長の向きに置き、真ん中に1で炒めた具の半量を横長に広げてのせる。パイシートの縁に溶き卵を塗り、奥、手前からパイシートを折り畳んで重なった部分をくっつけ、両端を閉じる。もう1コも同様にして包む。オーブンの天板にオーブン用の紙を敷き、パイの合わせ目を下にしてのせ、表面に溶き卵を塗る。200℃に温めたオーブンで30分間ほど、こんがりと色づくまで焼く。
パイシートと麺棒がくっつかないように、小麦粉(打ち粉)を薄くふってのばす。パイシートの縁にのりとして溶き卵を塗ってから折り畳み、端をピッタリくっつけて閉じる。
ベーコンは1cm幅に切る。ほうれんそうは根元を切り落として3~4cm長さに切り、茎と葉に分ける。フライパンにサラダ油を中火で熱してベーコン、ほうれんそうの茎を入れ、先ににんにくを刺したフォークで炒める。油が回ったら、ほうれんそうの葉を加えてしんなりするまで炒め、塩、こしょうで味を調える。
小さめの鍋に【ソース】の材料を入れ、泡立て器で混ぜながら中火にかけ、トロリとするまで煮詰める。器に2のパイ、3の付け合わせを盛り、あいているところにソースを流す。
【食材メモ】
◆冷凍パイシート◆
パイ生地を薄いシート状にした冷凍商品。室温に戻し、レシピに応じてのばしたり、カットしたりして使う。
◆フレンチマスタード◆
マスタードの粉末と、酢、塩などを合わせた調味料。辛みは弱く、まろやかな酸味が特徴。
このレシピをつくった人
瀬田 金行さん
1947年長野県生まれ。1972年に渡仏し、ジョルジュ・ブランのレストランで就業する。スペインの日本大使館公邸、ベルギーのEC大使公邸で料理人を務め、後に帰国して神戸でフレンチレストランを開業。現在は、東京・代田橋より、郷里 長野県松本市に移転、ビストロ瀬田亭コツナ、クッキングサロンコツナを営業中。
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