きょうの料理ビギナーズレシピ
ラタトゥイユ
野菜のうまみがぎっしり詰まった南仏の郷土料理。夏野菜の栄養丸ごとビタミンたっぷりレシピです。
写真: 榎本 修
エネルギー
/140 kcal
*1人分
調理時間
/40分
材料
(2人分)
- ・ピーマン 2コ(60g)
- ・なす 2コ(160g)
- ・たまねぎ 1/2コ(120g)
- ・トマト 1コ(150g)
- ・にんにく 1/2かけ
- ・サラダ油 大さじ1~1+1/2
- 【調味料】
- ・塩 小さじ1/2
- ・こしょう 少々
- ・白ワイン カップ1/3
- ・ドライハーブ (タイム・バジルなど) 小さじ1/2
つくり方
下ごしらえをする
1
ピーマン、なすは水で洗い、ふきんなどで水けをふく。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り除き、1.5cm四方に切る。なすはヘタを切り落とし、縦にところどころ皮をむいて1cm幅の輪切りにする。たまねぎは横半分に切り、縦4等分にする。トマトは水で洗い、ふきんなどで水けをふいてヘタをくりぬく。横半分に切って種を取り除き、1.5cm角に切る。にんにくは薄皮をむき、縦、横に細かく切り目を入れて端から刻み、みじん切りにする。
炒める
2
フライパンにサラダ油を弱火で熱し、にんにくを入れて炒める。香りがたったら中火にし、たまねぎを加えて炒め合わせる。たまねぎがしんなりとしたら、トマト、なす、ピーマンを順に加えて炒める。
煮る
3
全体に油が回ったら、【調味料】の材料を加える。煮立ったら弱火にし、ふたをして、時々混ぜながら20~25分間煮る。
! ポイント
水を加えず、塩、こしょう、白ワインで蒸し煮に。野菜の持ち味がギュッと凝縮される。
全体備考
●夏野菜は、体の熱を取る。東洋医学では、トマトやきゅうり、なすを食べると、熱を取り去るとされ、熱があるときや、暑気あたりに効果があるといわれています。栄養学的には、どれもカリウムが豊富です。カリウムは汗をかいたときに汗とともに失われるので、夏は積極的にとるのがおすすめです。ただし、冷房などで冷えた体には逆効果の場合もあるので、注意が必要です。
きょうの料理ビギナーズレシピ
2007/07/02
夏の快適食生活
このレシピをつくった人
髙城 順子さん
幅広いジャンルの料理に精通し、本格的な味を誰にでもつくりやすいレシピで提案。野菜のおいしさを引き出す料理が得意。「きょうの料理ビギナーズ」の監修を2年半務める。
つくったコメント