ホットケーキ
甘さは控えめなので、ベーコンを添えて朝食にもおすすめ。粉っぽい、円くきれいな形にならない、焼きむらができるという悩みが解決のレシピです。
写真: 竹内 章雄
*1枚分
材料
(直径約12cmのもの6枚)
- 【生地】
- ・卵 (M) 2コ
- ・砂糖 60g
- ・はちみつ 20g
- ・溶かしバター 20g
- *バターを湯煎にかけて溶かすか、電子レンジ(600W)に30~40秒間かける。
- ・牛乳 130ml
- 【A】
- ・薄力粉 200g
- ・ベーキングパウダー 小さじ2
- ・バター 適量
- ・メープルシロップ 適量
- ・サラダ油 少々
つくり方
ボウルに卵を溶き、砂糖とはちみつを加えて泡立て器でよく混ぜる。さらに溶かしバターを加えてよく混ぜ、牛乳を加えてサッと混ぜる。
溶かしバターでしっとり感を。はちみつは甘みというよりも香りの役割。バニラエッセンスを加えなくても風味が出る。
【A】の粉類を万能こし器で、ふるいながら加える。
家庭で手軽につくるものなので、1回ふるえば十分。ベーキングパウダーが古いとふくらみが悪くなるので、なるべく新しいものを。
泡立て器でグルグルと、手早く混ぜる。
途中で止めるとダマになるので注意して。泡立て器を持ち上げると、リボン状に跡が残ってしばらくして消える程度の堅さが目安。
サラダ油を紙タオルにとり、フライパンに薄くなじませ、中火で温める。フライパンに手をかざし、しっかり温まったのを確認したら、再び別の紙タオルで油をしっかり拭き取る。
温まって浮いてきた油をしっかり拭き取るのが、むらのないきれいな焼き色をつけるコツ。
ぬれ布巾を用意し、フライパンの底を4~5秒間当ててから、再び弱火にかける。
激しいジューという音がほぼ収まるまで押し当てて冷ますと、ちょうどよい均一の温度になる。
玉じゃくし1杯分程度の【生地】を、20cmほどの高さから流し入れ、1枚ずつ焼く。
玉じゃくしを動かさずに【生地】を落とすと、円くきれいな形になる。
4~5分間焼いたら裏返す。
表面にポツポツと穴が現れてきたら裏返します。穴が完全に開いてからだと焼きすぎる。
さらに弱火で3~4分間焼いて取り出す。残りは、油をひかずに同様に焼く。皿に盛り、バターをのせ、メープルシロップをかける。
2枚目以降は油がなじんでいるため、油をひかなくてもOK。ただし、フライパンが熱くなりすぎたら、ぬれ布巾に当てて温度を調節する。
焼くときは油をしっかり拭き取って。フライパンの温度はぬれ布巾で調整。
はちみつを使うので、1歳未満の乳児には与えないでください。
このレシピをつくった人
舘野 鏡子さん
1970年生まれ。桐朋学園大学ピアノ科卒業。NHK「きょうの料理」の料理アシスタントを10年続け、独立。三世代の家族が満足できる食事、家庭でつくりやすい献立やお菓子を日ごろから研究。
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