きょうの料理レシピ
にぎわいひっぱりうどん
うどんに豚肉、白菜、えのきだけと、シンプルな具材のおいしさを、バラエティー豊かな薬味で変化をつけて楽しみます。
写真: 鈴木 誠一
エネルギー
/620 kcal
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2人分)
- ・うどん (乾) 160g
- ・豚もも肉 (薄切り) 160g
- *ロース肉でもよい。
- ・白菜 300g
- ・えのきだけ 100g
- 【薬味】
- ・納豆 (ひき割り) 約45g
- ・卵黄 (鮮度のよいもの) 2コ分
- ・すりごま (白) 大さじ約2
- ・ねぎ (小口切り) 適量
- ・しょうが (すりおろす) 適量
- ・めんつゆ (ストレート) 適量
つくり方
1
豚肉は食べやすい長さに切る。白菜は葉と軸に切り分け、葉はザク切り、軸は7~8cm長さ、1cm幅に切る。えのきだけは根元を切り落としてほぐす。【薬味】の納豆はよく混ぜる。ほかの【薬味】も器に入れておく。
2
鍋にたっぷりの湯を沸かし、うどんを入れる。火が通ってきたら、豚肉、白菜、えのきだけも加え、ふたをして3分間ほど煮る。煮えたものから、器にとり、めんつゆをかけ、好みの【薬味】を加えて食べる。
! ポイント
うどんがある程度煮えてからほかの具材を加えるので、火が通りやすい細めのうどんを使うのがおすすめ。うどんから塩けが出るので、あえてほかの調味料は加えず、素材のうまみを味わう。
全体備考
鍋から器に「ひっぱる」ようにしてうどんを取り出して食べる。山形県村山市の「ひっぱりうどん」をアレンジし、奥村流「うどんの水炊き」風に。
めんつゆに好みの薬味を加える。すべての薬味を一度に加えるのではなく、ひっぱるたびに組み合わせを変えて楽しむ。また、味が濃いと感じたら、鍋のゆで汁を足して調節を。よく煮えたうどんには卵黄がおすすめ。
きょうの料理レシピ
2011/11/14
乾麺でパパッとおいしく!
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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