きょうの料理レシピ
大学いも
家庭でぜひつくってほしい素朴なおやつです。冷めても固まらず、しっとり柔らかく仕上がるコツをお教えします。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/850 kcal
*全量
調理時間
/20分
材料
(つくりやすい分量)
- ・さつまいも 1本(300g)
- 【A】
- ・ざらめ糖 80g
- ・うす口しょうゆ 小さじ1
- ・白ごま 大さじ1
- ・揚げ油
- ・サラダ油
つくり方
1
さつまいもは上下を少し切り落とし、ところどころ縦に皮をむく。14~15cm長さ、1.5cm角の棒状に切り、水にさらしてアクをぬく。
! ポイント
皮の赤い部分が少し残るようにむいたほうが、さつまいもらしくてきれい。手に持ちやすい長さに切り、残った部分は適当に輪切りにする。
2
鍋に湯を沸かして1を入れ、2~3分間ゆでて湯をきり、水けを拭く。
! ポイント
ゆでるのは、いもに水分を保たせ、しっとりさせるため。中まで柔らかくしない。
3
小さめのフライパンに揚げ油を1cmほどの深さに入れて弱火にかけ、菜箸の先を入れて小さな気泡が出るくらいに熱する。2を入れて3~4分間揚げ、取り出して油をきる。
! ポイント
ここでは中心まで串が刺さるくらいに火を通す。
4
フライパンの油をあけてきれいにし、水カップ1/3を入れて熱し、【A】を入れて混ぜる。ざらめ糖を溶かして3を戻し入れ、全体にからめる。サラダ油を薄く塗ったバットに取り出して冷まし、白ごまをふる。
きょうの料理レシピ
2011/11/03
土井善晴の秋のお値打ちおかず
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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