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きょうの料理レシピ

里芋の煮っころがし

ねっとりした食感としみじみとした味わいが人気の定番料理。ししとうがらしを加えると見た目も美しく、食欲を誘います。

里芋の煮っころがし

写真: 福森 クニヒロ

材料

(2人分)

・里芋 8コ(約400g)
・ししとうがらし 8本
【A】
・酒 大さじ3
・みりん 大さじ2
・みそ 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・うす口しょうゆ 小さじ2
・だし カップ1
・サラダ油 小さじ2

つくり方

1

里芋はよく洗い、上部を少し切る。ししとうがらしはヘタと種を取って小口切りにする。【A】は混ぜておく。

! ポイント

里芋の上部を切っておくと、火の通りがよくなり、皮がむきやすくなる。

2

フライパンに里芋の切り口を下にして入れ、水カップ1+1/2を注ぎ、ふたをして強火にかける。沸騰したら火を弱め、約7分間蒸し煮にする。粗熱が取れたら皮をむき、水にくぐらせてぬめりを取り、水けをきる。

! ポイント

火が通りやすいように切り口を下にして蒸し煮にする。竹串が通ればOK。ぬめりがあると味がしみにくいので、皮をむいたらすぐ表面を水で洗う。

3

フライパンにサラダ油を中火で熱し、ししとうがらしをサッと炒めて取り出す。

4

フライパンを紙タオルで拭き、だしと2を入れ、ふたをして中火にかける。時々転がしながら、約10分間煮る。【A】を加え、煮立ったら3を戻し入れて混ぜ、とろみがつくまで弱火で煮詰める。

! ポイント

だしの味を含ませてから、合わせ調味料を加える。表面に調味料がよくからんだら、ししとうがらしを加えて煮詰める。

きょうの料理レシピ
2011/09/19 京料理人のかんたん和食

このレシピをつくった人

髙橋 拓児

髙橋 拓児さん

東京で修業後、生家で厨房に立ち、豊かな発想で従来の概念にとらわれない独自の京料理が人気を博す。料理教室での論理的でわかりやすい解説も好評。シニアソムリエの資格ももち、ワインにも造詣が深い。NPO法人「日本料理アカデミー」でも活躍中。

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