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きょうの料理レシピ

冷やしなすのみそ風味

皮をむいてから蒸し焼き風にしてつくる焼きなすに、みそベースのだしをしみ込ませます。よく冷やしてどうぞ。

冷やしなすのみそ風味

写真: 福森 クニヒロ

エネルギー /70 kcal

*1人分

調理時間 /20分

*冷蔵庫で冷やす時間は除く。

材料

(2人分)

・なす 2コ
【A】
・だし カップ1+1/2
・みそ 大さじ1+1/3
*あれば赤みそがおすすめ。
・うす口しょうゆ 小さじ2
・みりん 小さじ2
・砂糖 小さじ2
・白ごま 適量
・練りがらし 適量
・サラダ油 小さじ2

つくり方

1

なすはヘタの周囲に浅い切り込みを入れ、ガクを落として皮をピーラーでむき、水につける。【A】は混ぜ合わせておく。

2

フライパンに水カップ1/2、なすを入れ、ふたをして強火にかける。沸騰したら中火で約5分間火を通す。箸を刺し、穴から湯気が上がれば蒸し上がり。フライパンに水が残っていたら紙タオルで拭き取り、サラダ油小さじ2を入れ、フライパンの側面になすを当てながら全体に焼き色をつける。

! ポイント

蒸し煮で七分(ぶ)どおり火を通し、油を入れて表面を香ばしく焼きながら残りの三分、火を通す。

3

なすを取り出し、ところどころに箸を刺して穴をあけ、【A】につける。粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。

! ポイント

味がよくしみるように穴をあけてから、みそベースのだしにつける。

4

器に盛り、白ごまをふって練りがらしをのせる。

全体備考

●なすの選び方・扱い方●
なすはつやと張りがあるものを選ぶのがおすすめ。持ってみて、思ったより重いものは身が詰まっていてうまみがあり、軽いものはスカスカして味がないものが多い。冷蔵庫に入れて長期保存するとつやがなくなって劣化するため、できるだけ早く調理する。油と相性がよいので、焼いたり、サッと揚げたり、炒め煮にしたり、いろいろな調理法で楽しめる。

きょうの料理レシピ
2011/08/15 京料理人のかんたん和食

このレシピをつくった人

髙橋 拓児

髙橋 拓児さん

東京で修業後、生家で厨房に立ち、豊かな発想で従来の概念にとらわれない独自の京料理が人気を博す。料理教室での論理的でわかりやすい解説も好評。シニアソムリエの資格ももち、ワインにも造詣が深い。NPO法人「日本料理アカデミー」でも活躍中。

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