きょうの料理レシピ
帆立ての貝焼(かや)き
貝を鍋に見立て、殻ごと火にかける豪快な料理。貝柱が白くなり、グツグツいってきたところが、おいしいタイミング。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/280 kcal
*全量
調理時間
/15分
材料
(つくりやすい分量)
- ・帆立て貝 (殻付き) 4コ
- ・わかめ (塩蔵/水で戻す) 30g
- 【かけ汁】
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・酒 大さじ1
- ・みりん 小さじ2
下ごしらえ・準備
帆立て貝の開け方と下ごしらえ
1 殻の平らなほうを上にし、ちょうつがいを向こう側にして置く。右下の少しあいている部分に包丁の刃を向こう側に向けて入れる。
2 上の殻に沿って包丁を中央に動かし、殻についている貝柱をはがすようにして切る。貝柱がはがれると貝が開くので、上の殻をはずす。
3 サッと洗って身についている汚れや砂などを除く。身の下に包丁を入れ、殻から身を切り離す。
4 貝柱からヒモと内臓をはずし、さらにヒモからエラを引いてはずす。貝柱とヒモのみを使う。
つくり方
1
帆立ては殻を開けて下ごしらえし(下ごしらえ・準備参照)、殻に四つ割りにした貝柱と、食べやすい長さに切ったヒモをのせる。
2
わかめは筋があれば除く。食べやすい大きさに切って熱湯にくぐらせ、水けをきる。
3
【かけ汁】の調味料は合わせる。
4
BBQグリルに1を殻ごとのせ、3を適量かける。煮立って貝柱が殻から浮いてきたら、裏返して焼き上げ、2を添える。
きょうの料理レシピ
2011/08/02
【夏の青年隊まつり】ぼくらのBBQ
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
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