あずき白玉
蒸し暑い夏にうれしい和のスイーツ。砂糖をかけて、小豆の煮汁ごと味わう、シンプルな食べ方をご紹介します。
写真: 山本 明義
*1人分
*ゆで小豆を冷やす時間は除く。
材料
(2~3人分)
- 【ゆで小豆】*つくりやすい分量。残りは密封容器に入れ、冷蔵庫で約5日間、または冷凍庫で約1か月間保存可能。
- ・小豆 150g
- ・砂糖 50g
- ・白玉粉 100g
- ・砂糖 適量
つくり方
小豆はサッと洗って厚手の深鍋に入れ、水1リットルを注いで強めの中火にかける。
沸騰直前に火を弱め、アクが出たら除き、弱火で3~4分間煮る。ざるにあけて汁けをきる。
同じ鍋に水1リットルを沸かし、2の小豆を入れる。軽く煮立ったら弱火にする。
小豆が煮汁の表面から出るようなら、カップ1/2くらいの差し水をする。2~3回差し水をしながら常に煮汁がかぶっている状態にし、弱火で約2時間煮る。
小豆の粒が簡単に指でつぶれるくらいまで煮る。
砂糖を加え、さらに弱火で20~30分間煮て火を止める。煮汁ごと密封容器に入れて冷まし、冷蔵庫で冷やす。
ボウルに白玉粉を入れ、水約カップ1/2を少しずつ加えながら手で押しつぶすようにしてよく混ぜていく。白玉粉は製品によって加える水の量が異なるので、様子を見ながら加えてまとめる。
手のひらで押さえるようにしてよくこね、耳たぶくらいの柔らかさにする。
約10gを1コ分として丸め、指で中央を押さえて平らな円にする。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、9を入れて中火で3~4分間ゆでる。浮き上がったら水にとって冷ます。
器にゆで小豆を煮汁ごと盛り、白玉だんごの水けをきってのせ、好みの量の砂糖をかける。
小豆は差し水をしながら弱火でゆっくり煮て、煮汁ごと食べる。
白玉の生地は十分に練ることで、もっちりとして柔らかな食感になる。
このレシピをつくった人
城戸崎 愛さん
(1925~2020)神戸市生まれ。長年「きょうの料理」に出演し、洋風料理をはじめとする家庭のおかずをわかりやすく紹介。「ラブおばさん」の愛称で親しまれている。テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍。
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