リースショコラケーキ
シート状に焼いたスポンジ生地が華やかなリースに変身!赤、白、ココア色の土台に鮮やかなミントのグリーンをあしらって。
写真: 野口 健志
*1/6台分
材料
(5~6人分)
- 【生地】
- ・卵 4コ
- ・砂糖 90g
- ・薄力粉 40g
- ・ココアパウダー 30g
- ・サラダ油 大さじ1
- ・サワーチェリー (缶詰。缶汁も使う) 1/2缶(220g)
- *なければ角切りにしたいちごを使ってもよい
- ・キルシュ 適量
- *さくらんぼのブランデー。なければオレンジリキュールでもよい
- ・生クリーム カップ1
- ・シナモンパウダー 少々
- ・ミントの葉 適量
- ・粉砂糖 適量
- ・砂糖
つくり方
【生地】をつくる。オーブンは180℃に温める。30cm角の天板にオーブン用の紙を敷いておく。
ボウルに卵と砂糖を入れ、中速~高速のハンドミキサーで泡立てる。完全にもったりしてきたらハンドミキサーを低速にして1分間泡立て、卵の泡のきめを細かくする。
薄力粉とココアパウダーを合わせてふるい入れ、ゴムべらでサックリと混ぜる。粉っぽさがなくなったらサラダ油を回し入れ、サッと混ぜ合わせる。
紙を敷いた天板に3を流し、台に4~5回落として空気を抜く。180℃のオーブンで12~13分間焼き、ぬれぶきんをかぶせて冷ます。
ボウルにサワーチェリーと缶汁を入れ、砂糖大さじ2、キルシュ少々を混ぜ合わせる。冷蔵庫で15分間以上冷やし、ざるに上げて実とシロップに分ける。
サワーチェリーは甘みが少ないので、缶汁に砂糖とキルシュを加えたシロップでマリネしてから、汁けをきって使う。
別のボウルに生クリーム、砂糖大さじ2、キルシュ・シナモンパウダー各少々を入れ、底を氷水にあてながら泡立てる。九分立てになったら、直径1cmの丸形口金をつけた絞り出し袋に入れる。
4を天板からはずし、オーブン用の紙をはがして2cm角に切り、5のシロップをはけでぬる。
大皿に6のクリームで直径20cmぐらいの円を2重に描き、7のケーキと5のチェリーを取り混ぜてのせる。1段目ができたら、上にクリームを少しずつ全体に絞り出し、ケーキをはりつけてチェリーを散らす。
ホイップした生クリームは接着の役割。最初のリースのラインをつくり、ケーキとチェリーをバランスよく積み重ねていく。
クリーム、スポンジ、チェリーを形よく重ねてリース状に仕上げ、ミントの葉を飾り、粉砂糖を茶こしでふる。
このレシピをつくった人
舘野 鏡子さん
1970年生まれ。桐朋学園大学ピアノ科卒業。NHK「きょうの料理」の料理アシスタントを10年続け、独立。三世代の家族が満足できる食事、家庭でつくりやすい献立やお菓子を日ごろから研究。
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