ちらしずし
ちらしずしの素を使えば、簡単! 具は大きさをそろえて食べやすく。まぐろの赤、卵の黄、きゅうりの緑で彩りもきれい。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*米をざるに上げておく時間、すし飯を冷ます時間は除く。
材料
(2~3人分)
つくり方
米は洗って水けをきり、ざるに上げて15分間おく。炊飯器の内釜に入れ、目盛りに合わせて水を注ぎ、普通に炊く。
まぐろ、卵焼きはそれぞれ1.5cm角に切る。きゅうりは両端を切り落とし、塩少々でこすって洗う。水けをきって四つ割りにし、1cm幅に切る。
すし飯をつくる。1が炊き上がったら盤台に移し、ちらしずしの素の具と汁を加えて混ぜ、全体にまんべんなく味を含ませる。軽くうちわであおいで少し冷まし、ぬれ布巾をかけておく。
ご飯はちらしずしの素を加えてから混ぜる。その前に混ぜると蒸気が抜けて、味が均一に回らなくなる。
盤台の木目に沿って、飯粒が一粒一粒立つまで、切るように混ぜる。盤台がなければボウルで代用しても。
ボウルに2のまぐろ、きゅうり、しょうゆ小さじ1/2、昆布茶を混ぜ合わせ、卵焼きを加えて軽く混ぜる。
具に昆布茶のうまみをからめておくと、すし飯の風味とのなじみがよくなる。
3を器に盛り、焼きのりを細かくちぎって散らし、4を彩りよく盛りつける。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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