きょうの料理レシピ
フライドポテト
少し手間をかけて揚げれば、外はカリッと、中はふっくらとしたじゃがいも本来のおいしさに出会えます。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/380 kcal
*全量
調理時間
/15分
*いもを水にさらす時間、いったん冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・じゃがいも 2コ
- *でんぷん質の少ないメークインのほうが揚げやすい。
- ・トマトケチャップ 適宜
- ・粒マスタード 適宜
- ・サラダ油
- ・塩 少々
つくり方
1
じゃがいもは皮をむき、拍子木形に切る。たっぷりの水に15分間以上さらす。
! ポイント
水にさらして、ベタつきのもとになるでんぷんを出す。
2
フライパン(直径20cm)にサラダ油を約1cm深さまで入れる。じゃがいもの水けをきって入れ、強火にかける。
! ポイント
冷たい油に入れ、まず“油でゆでる”ような感覚でじゃがいもに火を通す。
3
じゃがいもの周りが透き通り、金ぐしが刺さる程度になったら、いったん取り出してよく冷ます。油もフライパンごと冷ましておく。
! ポイント
いったん取り出して完全に冷ます。水分が蒸発し、カリッとした揚げ上がりになる。
4
3のフライパンにじゃがいもを再び戻し入れてから強火にかけ、菜ばしで混ぜながら、表面がカリッとするまで揚げる。
! ポイント
再び冷たい油にじゃがいもを戻し入れ、強火にかける。こんがりとした色になり、はしでふれるとカラカラとした感触になったら揚げ上がり。
5
大きめの紙にフライドポテトを広げ、塩をふる。紙を丸めて口を閉じ、両端を持って左右にふり、余分な油を吸わせる。
! ポイント
紙でくるむことで余分な油を吸収させ、塩を全体に程よくまぶすことができる。
6
器に盛り、好みでトマトケチャップ、粒マスタードをつけて食べる。
きょうの料理レシピ
2010/05/11
定番料理の黄金レシピ
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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