2024/12/28 行事食

駆け込みでも大丈夫!半日でできる「本格おせち」レシピ

今回は、半日でまとめて9品つくれる「おせち」レシピをご紹介。
教えてくれるのは、日本料理店店主・林亮平さん。日本料理の伝統は踏まえつつ、家庭でつくりやすい品目を厳選して、より軽やかにしたレシピです。
12月30日までにしておくのは、食材と調味料を買いそろえ、黒豆を水に浸して戻すだけ。
31日は余裕をもって準備をすすめれば、半日で9品が完成。冷蔵庫で冷ます間に味がしみて、元日の朝においしさのピークがやってきます。
タイムスケジュールを参考にしながら、ご自身のペースでつくってみてくださいね。

●タイムスケジュール
タイムスケジュール

黒豆

黒豆

難しく思われがちな黒豆ですが、実は手順はシンプルです。ゆでこぼす手間はなく、コトコト炊くだけでつややかに美しく。長く煮すぎずに豆の風味を生かして、こっくりと奥行きある味わいに。

ごまめ

ごまめ

単調になりがちなごまめにピーナツを加えてアクセントに。揚げることで香ばしさが長もちし、苦みも出ません。

紅白なます

紅白なます

さっぱりした味と紅白の色合いがおせちに欠かせないなます。塩もみをして、しっかりと水分を絞ります。

たたきごぼう

たたきごぼう

名前はたたきごぼうですが、たたかなくても大丈夫。熱いうちに煮汁をからめれば、十二分に味がしみます。

きんとん

きんとん

じっくり焼いた甘いさつまいもを、牛乳のコクとブランデーの香りで上品に。フードプロセッサーを使えば裏ごしいらずで、簡単につくれます。

カステラ卵

カステラ卵

オーブンで仕上げるカステラ卵は、だて巻きよりも手軽で焼きムラもできません。生地をよく練ることで、ふんわりなめらかな口当たりになります。

煮しめ

煮しめ

だしを使わず、根菜の力強い風味を生かして煮しめます。㆒つ㆒つの野菜のうまみが重なり合った、しみじみとやさしい味の煮物です。

さけの柚庵焼き

さけの柚庵焼き

漬け地に加えたにんにくで、全体の味が豊かになります。中はふっくらと蒸し、表面はこんがり香ばしく焼きつけて。

えびの香酒漬け

えびの香酒漬け

おせちに欠かせない、長寿の願いが込められたえびの含め煮。おめでたい紅色と紹興酒の香りで、華やぎを添える一品です。

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