きょうの料理レシピ
簡単ひりょうず
ひりょうずは「がんもどき」とも呼ばれる豆腐のおばんざいです。意外と簡単につくれる一品です。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/310 kcal
*1人分
調理時間
/30分
*豆腐の水けをきる時間は除く。
材料
(2人分)
- ・木綿豆腐 1丁(400g)
- ・にんじん (3cm長さのせん切り) 30g
- ・生しいたけ (軸、かさ、それぞれ薄切り) 2枚
- ・さやいんげん (5mm幅に切る) 5本
- 【A】
- ・塩 小さじ2/3
- ・砂糖 小さじ1
- ・卵 1コ
- ・かたくり粉 大さじ1
- ・青じそ 2枚
- ・大根おろし 適量
- ・塩
- ・揚げ油
- ・うす口しょうゆ
つくり方
1
豆腐は紙タオルで包み、バットかまな板をのせておもしにし、2~3時間おいて水けをきる。
! ポイント
おもしをして水けをきる。あとで生地が柔らかくなりすぎないよう、水けはしっかりきるのがポイント。
2
にんじんは皮をむいて3cm長さのせん切りにし、サッと塩ゆでする。しいたけは石づきを除き、軸を切る。軸とかさをそれぞれ薄切りにする。さやいんげんはサッと塩ゆでして5mm幅に切る。
3
1の豆腐をすり鉢でよくすり、【A】を順に加えてよく混ぜる。2を加えて、ゴムべらで混ぜる。
! ポイント
山芋を使わなくても、卵とかたくり粉のつなぎでふんわりとつくれる。具を加えたら、全体が均一に混ざるように、底のほうからしっかりとゴムべらで混ぜる。
4
深めのフライパンに揚げ油を1~2cm深さまで注ぎ、約170℃に熱する。3の生地を6~7等分に分け、木べらの上で小判形に整え、すべらせるようにして静かに揚げ油の中に入れる。途中何度か返しながら、きつね色になるまで5~6分間揚げ焼きにし、余分な油をきる。
! ポイント
木べらの上で生地を整えて、油の中に入れる。熱い油がはねないように注意すること。少量の油で揚げ焼きにすると簡単。ひっくり返しながら全体に揚げ色がつくようにする。揚げ焼きにしたものは冷凍保存でき、2~3週間もつ。
5
皿に青じそ、4を盛り、大根おろし、うす口しょうゆを添える。
きょうの料理レシピ
2009/12/09
京のおばんざいレシピ
このレシピをつくった人
杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
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