きょうの料理レシピ
山芋ぜんざい
山芋の滋味あふれる、和のデザート。強い粘りを生かしてモチモチのだんご、トロトロの汁をつくります。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/160 kcal
*1人分
調理時間
/30分
材料
(4人分)
- ・つくね芋 (目の細かいおろし金ですりおろす) 200g
- *関西では「大和芋」とも呼ばれる。いちょう芋を用いてもよい。
- ・ゆで小豆 大さじ2
- *市販
- ・柚子の皮 少々
- *あれば
- ・砂糖
- ・小麦粉
つくり方
1
つくね芋は皮をむき、目の細かいおろし金ですりおろす。
2
汁をつくる。1のつくね芋の半量をすり鉢に入れて、砂糖60gを加え、よくすり混ぜる。水カップ2を少しずつ加えながらよくすり混ぜ、なめらかになったら、鍋に移す。
! ポイント
あとで火を入れるととろみが増すので、玉じゃくしですくってサラリと落ちるくらいにすりのばす。
3
だんごをつくる。あいたすり鉢に残り半量のつくね芋を入れ、砂糖・小麦粉各大さじ2を加え、よくすり混ぜる。
! ポイント
汁もだんごも、すり鉢で材料をすり混ぜる代わりに、フードプロセッサーを使うと便利。
4
別の鍋に湯を沸かし、3の生地を1/8量ずつスプーンですくって落とす。浮き上がってからさらに2~3分間ゆで、プクッとふくらんできたらすくい上げ、器に2コずつ盛り分ける。
! ポイント
粘りの強いだんごの生地は、手で握って親指と人さし指の間から押し出し、水でぬらしたスプーンで切るようにすくい取るとよい。だんごがフワッとふくらんできたら、中まで火が通ってモチモチになっている合図。
5
2の汁を弱火で温め、4のだんごの上にかける。ゆで小豆を等分にのせ、あれば、ゆずの皮を松葉の形に切って飾る。
きょうの料理レシピ
2008/10/09
秋の実りを味わいつくす
このレシピをつくった人
村田 吉弘さん
京都の日本料理店3代目主人。和食がより簡単に、楽しくなるアイデアレシピを数多く提案し、家庭料理のつくり手を応援している。
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