ピーマンと豚肉の黒酢炒め
黒酢のこっくりとしたうまみで、ご飯がすすむ炒め物。塊肉ではなく豚こまを使うので手軽です。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
材料
(4人分)
- ・ピーマン 4~5コ
- ・豚こま切れ肉 150g
- 【下味】
- ・酒 小さじ2
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・かたくり粉 大さじ2
- ・生しいたけ 2枚
- ・にんじん 1/4本
- ・ねぎ 1/2本
- 【黒酢たれ】
- ・にんにく (みじん切り) 1かけ
- ・黒酢 大さじ4
- ・砂糖 大さじ3
- ・しょうゆ 大さじ1+1/2
- ・みりん 大さじ1
- ・水 大さじ1
- ・かたくり粉 大さじ1/2
- ・サラダ油 大さじ3
つくり方
豚肉に【下味】の材料を合わせてからめておく。
ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、縦に細切りにする。しいたけは石づきを除き、薄切りにする。にんじんは皮をむいてせん切りにする。ねぎは斜め薄切りにする。
【黒酢だれ】の材料を合わせておく。
フライパンにサラダ油大さじ3を熱し、1の豚肉を少量ずつつまんで小さな塊にして入れる。時々返しながら3~4分間、カリカリになるまで焼き上げ(こま切れ肉をまとめて塊にすると、塊肉を使った場合よりたれがからまりやすい)、一度取り出す。
こま切れ肉をまとめて塊にすると、塊肉を使った場合よりたれがからまりやすい。
4のフライパンに2の野菜を入れて色よく炒める。油が全体に回ったら豚肉を戻し入れ、3を加える(コクのある黒酢を使ったたれを、仕上げにサッとからめる)。たれがからまったら、でき上がり。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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