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きょうの料理レシピ

シーフードカレー

じっくり煮込んだ野菜のコクとフルーツの甘み、酸味のハーモニー。シーフードにとても合います。

シーフードカレー

写真: 浮田 輝雄

材料

(4人分)

【カレールー】*ルーはこの分量で約12人分できる。 使わない分は冷凍用容器やポリ袋などに入れて、小分けにして冷凍保存するとよい。約1か月間もつ。
・たまねぎ 1~1+1/4コ(正味250g)
・にんじん (大) 1/4本(正味80g)
・にんにく 10g
・しょうが 10g
・小麦粉 (ふるっておく) 75g
・カレー粉 75g
・トマトの水煮 (缶詰) 1缶(400g)
・固形スープの素 (洋風) 1+1/2コ
・牛乳 175ml
・ココナツ (細切り) 15g
・りんご (加える直前にすりおろす) 1/2コ
・バナナ (皮をむいて薄切り) 1本
・レーズン 25g
・チャツネ 35g
*あれば。
【仕上げ】
・えび (殻付き。殻をむく) 30~40g
・帆立て貝柱 30~40g
・いか (皮をむく) 30~40g
・白ワイン 適量
・かにの身 50g
・生クリーム 大さじ4
・レモン (くし形に切る) 1/4コ分
・バターライス 茶碗(わん)4~5杯分
・サラダ油
・塩
・バター

つくり方

1

たまねぎは薄切りにする。にんじんはフードプロセッサーにかけるかすりおろす。にんにく、しょうがはすりおろす。トマトの水煮は切り目を入れ、種を取り除く。

2

大きめの鍋にサラダ油大さじ3を熱し、たまねぎを入れて強火で水分をとばし、焼き色がついてきたら弱火にし、あめ色になるまで弱火で約1時間炒める。にんじん、にんにく、しょうがを加え、水分をとばすように中火で炒め、全体をなじませる。

! ポイント

たまねぎは約1時間炒めて、コクと甘みを生かすのがポイント。

3

別の鍋に小麦粉を入れ、全体に薄いきつね色になるくらいまで、弱火で炒める。

! ポイント

ほんのりと香ばしくなり、薄く色づくくらいが目安。焦げないように注意して。

4

23の小麦粉を加え、カレー粉も加えてよく混ぜ、全体がサラサラした粉状になるまで、30分間ほど炒める。

! ポイント

野菜と小麦粉、カレー粉を炒めて、余分な水分をとばす。サラサラした状態になればOK。

5

トマトの水煮を数回に分けて加え、つぶしながら練り混ぜる。トマトの形がほぼなくなり、全体がまとまったら水1.1リットルを数回に分けて加えながらのばす。固形スープの素を加えて煮、全体がなじむまで煮込む。

! ポイント

種を除いたトマトの水煮を缶汁も合わせて加え、練り混ぜる。よく練り混ぜているうちにつやのあるペースト状になる。

6

小鍋に牛乳とココナツを入れて沸かし、5にこしながら少しずつ加えて混ぜる(少しずつ加えて混ぜないと分離しやすい)。塩10gを加えてよく混ぜ、直前にすりおろしたりんご、バナナ、レーズン、チャツネを加える。時々かき混ぜながら約1時間煮込む。

! ポイント

フルーツの甘み、酸味をプラス。チャツネの代わりにジャムなどでも。バナナを加えると、軽やかな味になる。

7

えび、帆立て貝柱、いかはそれぞれ一口大に切る。鍋にバター20gを溶かし、えび、帆立て貝柱、いかを入れ、強めの中火で炒め、色が変わってきたら白ワインを加える。6の【カレールー】をカップ2~2+1/2加えて全体を合わせる。かにの身、生クリームを加えて混ぜ、バター40gを加えて火を弱め、バターの風味を逃さないように溶かす。味をみて、塩加減を調整し、レモンを絞り入れる。煮詰めすぎている場合には、好みで水を加えて調整する。

! ポイント

シーフードは火を通しすぎないように炒めてから、つくっておいたルーを加える。

8

器に【バターライス】を盛り、7のカレーをかける。

◆こちらのレシピも参考に◆
シーフードトマトシチュー
バターライス

きょうの料理レシピ
2009/07/09 ゆっくりがおいしい!

このレシピをつくった人

中村 正明

中村 正明さん

大阪・心斎橋にある料理店店主。和食に洋食の要素を取り入れた「和洋折衷料理」を創作している。

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