だて巻き
卵とはんぺんでつくる手軽なだて巻き。だしを入れて、しっとりなめらかに。
写真: 青山 紀子
*全量
材料
(13cm×18cmの卵焼き器1台分)
- ・卵 4コ
- ・はんぺん 1枚(80~100g)
- ・砂糖 大さじ4
- ・だし 大さじ3
- ・みりん 大さじ1
- ・粗塩 少々
- ・サラダ油 少々
つくり方
はんぺんは7~8mm角に切ってフードプロセッサーに入れ、4~5回かくはんする。残りの材料を加え、再びかくはんして、なめらかな状態になったら、目の細かいざるでこす。
こすと卵液が均一になって、仕上がりの断面がきれいになる。口当たりもきめ細やかに。
卵焼き器にサラダ油少々をひいて熱し、よくなじませる。卵液を少し落とし、ジュッというくらい熱くなったら、卵液を流し入れて弱火にする。四隅が少しあくくらいの小ぶりのふたをのせ、底面がきつね色になり、表面が乾いてくるまで20~30分間焼く。
フライ返しを差し入れて落としぶたに移し、返して戻し入れ、やや火を強める。フライ返しで上から押しながら3~4分間焼く。
鬼すだれの上にとり、手前に1~2cm幅に3~4本、浅い切り目を入れる。鬼すだれごと軽く巻き、両端を輪ゴムでとめて、10分間おく。(仮巻き)
仮巻きをすると卵焼きに巻きぐせがつき、あとできれいに巻ける。
4をいったんほどき、鬼すだれを使って、今度は卵焼きだけを渦巻き状にしっかりと巻き込む。両端を輪ゴムでとめ、巻き終わりを下にして、冷めるまでおく。盛りつけるときに好みの幅に切り分ける。
・卵は泡立ちやすいので、はんぺんを先にペースト状にし、混ざりやすくしておく。こすと卵液が均一になって、仕上がりの断面がきれいになる。口当たりもきめ細かに。
このレシピをつくった人
清水 信子さん
(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。
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