きょうの料理レシピ
あさりの酒蒸し
あさりの塩けとうまみを生かした酒蒸しは、手軽な酒のさかなとしても重宝します。
写真: 中村 淳
エネルギー
/20 kcal
*1人分
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・あさり (殻つき/砂抜きしたもの) 300g
- ・赤とうがらし (ヘタを取ってぬるま湯につけて戻し、竹ぐしなどを使って種を抜く) 1本
- ・あさつき (3~4cm長さに切る) 適量
- *または細ねぎ。
- ・塩 少々
- ・酒 大さじ1
つくり方
あさりの砂抜きをする
1
ボウルとざるを重ねたところにあさりを入れ、ヒタヒタになるように水を注ぎ、塩少々を入れて薄めの塩水にする。紙などをかぶせて、暗い静かな場所に30分~1時間おく。
! ポイント
ヒタヒタの塩水だと、あさりが砂をはき出しやすい。また、砂抜きせずに売られていたものは、3~4時間はこのようにしておく。
あさりを洗う
2
ざるをボウルから引き上げ、流水の下であさりの殻をこすり合わせて洗い、再びざるに上げて水けをきる。
あさりをフライパンに入れる
3
フライパンを火にかけ、あさりを重ならないように広げて入れる。赤とうがらし、酒大さじ1を加える。
あさりに火を通す
4
フライパンにふたをして火を強め、あさりにまんべんなく熱が通るように、時々フライパンを揺する。
仕上げる
5
あさりの口が開いて火が通ったら、あさつきを加えてサッと混ぜ、器に盛る。好みでしょうゆをかけ、アツアツのうちに食べる。
全体備考
【あさりの酒蒸しの3つのキーワード】
1.あさりの砂抜きをきちんとする
2.あさりの塩けを考えて味つけする
3.できたてアツアツのうちに食べる
きょうの料理レシピ
2007/04/12
フライパンひとつの定番12
このレシピをつくった人
清水 信子さん
(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。
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