きょうの料理レシピ
さば缶の卵とじ
うまみたっぷりのさば缶の缶汁を活用すれば、だしは不要。塩分控えめでも、おいしく仕上がります。ご飯にのせて、丼にして食べるのもおすすめです。
写真: 下村 亮人
エネルギー
/258 kcal
*1人分
塩分/1.6 g
*1人分
調理時間
/10分
材料
(2人分)
- ・さばの水煮 (缶詰) 1缶(180g)
- ・たまねぎ (大) 1/2コ(120g)
- 【A】
- ・砂糖 大さじ1
- ・おろししょうが (チューブタイプ) 小さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・みそ 小さじ1/2
- ・溶き卵 2コ分
- ・刻みのり 適量
つくり方
1
たまねぎは縦に2~3mm厚さの薄切りにする。
2
鍋にさばの水煮を缶汁ごと入れ、水カップ1/2~1、たまねぎ、【A】を加えて中火にかける。さばを軽くほぐし、たまねぎが透き通るまで、ふたをして5分間ほど煮る。
! ポイント
さばのうまみが溶け出した缶汁も活用すると、塩分控えめでも満足度がアップする。
3
ふたを取り、溶き卵を回し入れて火を止め、再びふたをして1分間蒸らす。器に盛り、刻みのりを散らす。
全体備考
◆”減塩”ストック素材◆
《レトルト玄米ご飯》
食塩不使用のレトルトご飯はもちろんよいが、玄米ご飯は災害時に重要なビタミンB群が豊富で、さらにおすすめ。
《魚介類の水煮缶》
さば缶、ツナ缶など、魚介類の缶詰はたんぱく源に。みそ味やしょうゆ味ではなく、水煮を選ぶと減塩に。
《食塩不使用の豆類の缶詰》
ミックスビーンズ、大豆などの豆類はたんぱく質のほか、食物繊維も豊富。
《食塩不使用の野菜ジュース》
野菜ジュースやトマトジュースはビタミンCなどの補給に便利。食塩不使用を選んで。
《その他》
無調整豆乳、マッシュルーム・トマトの水煮・ミックスフルーツの缶詰やレトルトパック、切り干し大根のような乾物もあると安心。また、保存しやすい乳製品としてスキムミルクも◎。
きょうの料理レシピ
2025/01/29
”減塩”ローリングストック
このレシピをつくった人
長尾 信之さん
「塩をかるく使っておいしさを引き出す」という減塩の考え方を広める、国立循環器病研究センターのプロジェクトに従事。循環器病患者のための食事を40年間以上提供してきた経験を生かし、おいしい減塩レシピの開発に携わっている。
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