きょうの料理レシピ
さわらの白みそ煮
甘みのある白みそが旬の魚と野菜のうまみをつなぎ、一体感のあるおいしさになります。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/180 kcal
*1人分
塩分/2.7 g
*1人分
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・さわら (切り身/小) 2切れ(80g)
- ・白菜 2枚(100g)
- ・ねぎ 40g
- ・生しいたけ 2枚(30g)
- ・春菊 (葉を摘む) (正味)20g
- 【A】
- ・白みそ (甘) 60g
- ・みりん 大さじ1
- ・砂糖 小さじ2
- ・うす口しょうゆ 小さじ1+1/2
- ・柚子(ゆず)の皮 (すりおろす) 少々
つくり方
1
鍋に湯を沸かし、さわらを穴あき玉じゃくしなどにのせて湯に約5秒間つけて、取り出す(霜降り)。氷水に入れてぬめりを取り、水けを拭く。
! ポイント
霜降りで汚れを除き、氷水でしめて、うまみを閉じ込める。
2
白菜は葉と軸に分け、葉は3cm四方に切り、軸はそぎ切りにする。ねぎは1cm厚さの斜め切りに、しいたけは軸を除いて半分にそぎ切りにする。ボウルに【A】を入れ、よく混ぜ合わせる。
! ポイント
白みそにみりんと砂糖を加えて、複雑味のある甘さに仕上げる。
3
鍋に白菜の軸と水カップ1を入れ、中火にかける。沸いたら白菜の葉、ねぎ、しいたけを加えて弱火にし、落としぶたをして、約5分間煮る。
! ポイント
落としぶたをし、少ない煮汁でむらなく煮て、野菜から水分を引き出す。
4
白菜とねぎに透明感が出たら、【A】を加える。みそが鍋全体に広がったら1のさわらを加え、再び落としぶたをして約3分間煮る。仕上げに春菊を加え、サッと火を通す。器に盛り、柚子の皮をふる。
! ポイント
さわらは柔らかく、くずれやすいので、加えたら、むやみに触らないこと。
生でも食べられる春菊は手早く、彩りよく火を通す。
きょうの料理レシピ
2024/12/25
京料理人の和食歳時記~年末年始の風物詩~
このレシピをつくった人
髙橋 義弘さん
一子相伝の卵料理を名物とする創業400年の京都老舗料亭の若主人。代々の味を守りつつ、現代的な日本料理にも積極的に取り組んでいる。
つくったコメント