きょうの料理レシピ
かぶと鶏だんごの煮物
京都で定番の冬野菜、かぶが主役の煮物です。鶏のだんごから出るうまみをたっぷり吸わせて、いっそうおいしく。
写真: 下村 亮人
エネルギー
/170 kcal
*1人分
塩分/2.4 g
*1人分
調理時間
/25分
材料
(2人分)
- ・かぶ (小/葉は切り落とす) 1コ(60g)
- ・水菜 20g
- ・鶏ひき肉 100g
- 【A】
- ・パン粉 カップ1/2弱(17g)
- ・溶き卵 1/2コ分
- ・酒 小さじ1
- ・みりん 小さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ1
- ・粉ざんしょう 少々
- 【B】
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・砂糖 小さじ1+1/2
- ・酒 小さじ1
- ・みりん 小さじ1
- ・塩 少々
- ・柚子(ゆず)の皮 (せん切り) 適量
つくり方
1
かぶは皮をむいて四つ割りにする。水菜は4cm長さに切る。
2
鍋にかぶ、水適量を入れて強めの中火にかけ、沸騰してから5分間ほどゆでてざるに引き上げる。鍋に湯カップ2をとりおく(足りなければ水を足す)。
! ポイント
かぶは下ゆですると煮くずれしにくく、味がしみやすくなる。かぶのうまみが溶け出したゆで汁は捨てずに、煮汁として活用を。
3
鶏だんごをつくる。ボウルにひき肉、【A】を入れ、粘りが出るまでよくこねる。
4
2の鍋に【B】を入れ、中火にかける。沸騰したら3を1/6量ずつ、スプーンなどで一口大に丸めて落とす。
! ポイント
だしを使わず、かぶのゆで汁と鶏だんごのうまみを生かして仕上げる。
5
1〜2分間煮たらかぶを加えて弱めの中火にし、さらに5分間煮る。仕上げに水菜を加え、サッと煮て器に盛り、柚子の皮をのせる。
きょうの料理レシピ
2024/01/31
本上まなみの京暮らしごはん ”冬の美味”を味わう
このレシピをつくった人
小西 雄大さん
京都で300年続く日本料理店11代目若主人。京都の朝廷や宮中の節会などで供された有職(ゆうそく)料理を伝える。伝統的な技法を踏まえながら、現代の素材や調理法をとり入れた料理も考案。
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