きょうの料理レシピ
煮しめ
だしを使わず、根菜の力強い風味を生かして煮しめます。㆒つ㆒つの野菜のうまみが重なり合った、しみじみとやさしい味の煮物です。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/130 kcal
*1人分
塩分/2 g
*1人分
調理時間
/40分
*戻す時間は除く。
材料
(4~6人分)
- ・里芋 3コ(200g)
- ・こんにゃく 1/2枚(130~140g)
- ・れんこん 1節(170g)
- ・ごぼう 1本(90g)
- ・にんじん 1本(130g)
- ・干ししいたけ 12枚(34g)
- ・結び昆布 6コ
- 【A】
- ・砂糖 大さじ3
- ・酒 大さじ3
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・みりん 大さじ2
- ・柚子(ゆず)の皮 (せん切り) 適宜
- ・ゆで絹さや 適宜
- *全体備考参照。
- ・米油
つくり方
下ごしらえをする
1
干ししいたけは水340mlに1時間以上、結び昆布は水300mlに10分間以上、それぞれ浸して戻す(戻し汁はとっておく/しいたけの軸は除く)。里芋は切り口が六角形になるように皮をむいて半分に切る。こんにゃくは5mm厚さに切り、真ん中に縦に1本切り目を入れて端をくぐらせ、手綱形にする。鍋に湯を沸かし、里芋とこんにゃくを入れて中火で8~12分間ゆでる。ざるに上げて湯をきる。れんこんは皮をむいて1cm厚さの半月形に切る。ごぼうはよく洗い、皮ごと乱切りにする。にんじんは乱切りにする(適量を7mm厚さの輪切りにして梅形の抜き型で抜いてもよい)。
炒める
2
鍋に米油大さじ1+1/2を強めの中火で熱し、里芋以外の1の具材を入れて、全体に油がなじむまで軽く炒める。
! ポイント
炒めて油のコクをまとわせる。
煮る
3
水500ml、1の戻し汁、里芋を加え、落としぶたをして沸いてから7分間柔らかく煮る。【A】を順に加え、落としぶたをして煮汁が少なくなるまで煮る。器に盛り、好みで柚子の皮、ゆで絹さやを添える。
全体備考
●保存
煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵庫で3日間。
◆ゆで絹さやのつくり方◆
1.鍋に水90ml、昆布5g、酒小さじ2、塩小さじ1/4を入れ、沸かして冷ます。
2.絹さや適量は熱湯でゆでて水にさらす。水けをきり、1に浸す。
きょうの料理レシピ
2023/12/11
半日でできる本格おせち
このレシピをつくった人
林 亮平さん
香川県出身。東京・南青山の日本料理店店主。家庭向けのレシピは「誰にでも覚えやすくて食べ飽きない味がいちばん」と、応用自在で理にかなった調理法を研究、提案している。
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