きょうの料理レシピ
大根の柿皮漬け
渡辺さんが秋田県の漬物名人に教わった、大根の「柿漬け」がお手本。本来はつぶした渋柿を加えて漬けますが、干した渋柿の皮を加えた浅漬けにすると、手軽で、食べやすく、色も華やかです。
写真: 竹内 章雄
エネルギー
/70 kcal
*全量
塩分/3.3 g
*全量
調理時間
/5分
*漬ける時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・渋柿の皮 (干したもの) 2コ分(10g)
- *全体備考参照。
- ・大根 (正味)300g
- ・塩
つくり方
1
大根は皮をむき、3mm厚さのいちょう形に切る。ボウルに入れて塩小さじ1をまぶし、渋柿の皮を加えて混ぜる。
2
ポリ袋に入れ、空気を抜いて口を結ぶ。ボウルに入れて600gのおもしをし、涼しい場所(または冷蔵庫)に一晩おく。水けを絞って器に盛る。
! ポイント
加える塩の量は、大根の重さの2%が目安。ボウルの中でまぶしてからポリ袋に入れるほうが、均一に混ざる。
全体備考
◆むいた皮も捨てないで!◆
皮も干し柿と同様に、2週間ほど干すと渋みが抜けるので、ぬか床に入れたり、白菜漬けなど漬物の風味づけにしたりと活用できます。ざるに広げ、日中は戸外の風通しのよいところで干し、夜間は室内に取り込みましょう。
●干した皮の保存
清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で2〜3週間。
●大根の柿皮漬けの保存
冷蔵庫で4~5日間。
◆「干し柿」のつくり方はこちら◆
干し柿
きょうの料理レシピ
2023/11/20
はじめての手仕事
このレシピをつくった人
渡辺 あきこさん
各地に伝わる郷土料理に興味をもち、全国の「母の味」を訪ね歩くことがライフワークに。料理教室やテレビ番組、数々の著書を通して、ほっこりとした家庭料理のレシピを伝え続けている。
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