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きょうの料理レシピ

チンジャオロースー

日本でもおなじみのチンジャオロースー。しっかりコクがあってご飯がすすむ味ながら、食後は軽やか。目の覚めるような色鮮やかなピーマンは、本来のみずみずしさと甘さが生きています。

チンジャオロースー

写真: 邑口 京一郎

エネルギー /360 kcal

*1人分

塩分 /2.2 g

*1人分

調理時間 /15分

材料

(2人分)

・ピーマン 4~6コ(200g)
・豚ロース肉 (しょうが焼き用) 200g
【A】
・こしょう 少々
・酒 大さじ1
・粗塩 小さじ1/3
*または塩。
・にんにく (すりおろす) 1かけ分
・片栗粉 小さじ1/2
【B】
・しょうゆ 大さじ1
・黒酢 大さじ1/2
*または酢。
・はちみつ 小さじ1
*または砂糖。
・ごま油 (白)
・ごま油

つくり方

1

豚肉は厚みと同じ幅の細切りにする。ボウルに入れ、【A】を順に加えて下味をつける。【B】は混ぜ合わせる。

! ポイント

豚肉は長さを半分に切り、脂身の多い細いほうは向きを90度回転させてから細切りにすると、長さがそろう。

2

ピーマンは上下を少し切り落として縦半分に切り、ヘタと種、ワタを除く。縦に細切りにする。

! ポイント

上下を切り落とすとヘタや種が取りやすい。包丁で丁寧にワタを切り取り、雑味のないクリアな味にする。

3

中華鍋(またはフライパン)にごま油(白)大さじ1を中火で熱し、1の豚肉を入れて火が通るまでしっかりと炒める。

! ポイント

余分な水分をしっかりとばしてから味つけをすると、味がよくからむ。

4

【B】を加えて豚肉にからめ、2を加える。ピーマンの香りがたつまで炒め、ごま油小さじ1/2を回しかけて香りづけをする。

全体備考

◆牛肉、鶏肉でもつくれます◆
多民族国家の中国では、民族や宗教によってタブーとされる食材がさまざま。多様な背景をもった人が食べられるように食材を柔軟に変えることも多く、その意味で中華料理は懐の深い料理といえるでしょう。「青椒(チンジャオ=ピーマン)、肉(ロー)、絲(スー=細切り)」という意味なので、肉の種類は豚だけでなく、牛肉や鶏肉にかえてもOK。いずれも脂の少ない、牛もも肉や鶏むね肉などが向きます。豚肉と同様に幅と厚みをそろえて細切りにし、ピーマンも同じ幅に。肉のほうに丁寧に下味をつけましょう。

きょうの料理レシピ
2023/09/12 私のイチオシ!秋の軽やか中華

このレシピをつくった人

ウー ウェン

ウー ウェンさん

中国・北京で生まれ、1990年に来日。クッキングサロンを主宰している。シンプルな素材と調理法で、味わい深い家庭料理を生み出す名人であり、明るく親しみやすいキャラクターも人気。

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