きょうの料理レシピ
バスク風パプリカのトマト煮
フランスでは「ピペラード」と呼ばれる、バスク地方の郷土料理。「ラタトゥイユ」に似てトマトなどの夏野菜を煮込む料理ですが、ピリッとした辛みと、卵と生ハムが加わるのがポイント。満足感のある一皿で、パンにもご飯にもよく合います。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/210 kcal
*1人分
塩分/1.5 g
*1人分
調理時間
/25分
材料
(3~4人分)
- ・トマト 4コ(600g)
- ・たまねぎ 1コ(200g)
- ・パプリカ (赤) 1コ(200g)
- ・パプリカ (黄) 1コ(200g)
- ・ピーマン 3コ(120g)
- ・溶き卵 2コ分
- ・生ハム 4枚(50g)
- ・にんにく (薄切り) 2かけ分
- ・好みのハーブ 適宜
- *ここではタイム、ローリエを使用。
- ・一味とうがらし 適宜
- ・オリーブ油
- ・塩
- ・黒こしょう (粗びき)
つくり方
1
たまねぎは縦半分に切って縦に2cm幅に切る。フライパンにオリーブ油大さじ2を中火で熱し、にんにく、たまねぎ、塩1つまみを入れて弱火でじっくりと炒める。
2
パプリカ、ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、横2cm幅に切る。トマトは2cm角に切る。1にパプリカ、塩1つまみを加えてさらに炒め、しんなりとしたらトマト、塩1つまみ、好みでハーブを加えて弱火のままふたをして約10分間煮る。
! ポイント
塩をふりながら順に野菜を炒める。パプリカはよく炒めて甘みを引き出し、トマトを加えてからはくずれやすいので触りすぎない。
3
汁けが少なくなり、ポッテリとするまで煮詰めたらピーマンを加え、サッと火を通す。溶き卵、一口大にちぎった生ハムを加え、味をみて塩・黒こしょう各適量で調える。器に盛り、好みで一味とうがらしをふる。
! ポイント
ピーマンは仕上げに加えて軽く火を通すと、色がきれいに出る。
溶き卵を加えたら、混ぜすぎるとボソボソになるのであまり動かさない。火の通し方は好みで。
きょうの料理レシピ
2023/06/30
タサン志麻の小さな台所~夏
このレシピをつくった人
タサン 志麻さん
「予約のとれない伝説の家政婦」として話題を呼び、各種メディアに出演。家庭に寄り添った、つくりやすいレシピが人気を呼んでいる。
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