きょうの料理レシピ
初がつおのあられ焼き
あられの衣で表面はカリッと香ばしく、中はしっとりレアに。あっさりとした初がつおは、少し多めの油で焼き、戻りがつおに負けない極上の口当たりに仕上げます。かつおのかわりにサーモンやまぐろでつくっても。
写真: 野口 健志
エネルギー
/420 kcal
*1人分
塩分/2.8 g
*1人分
調理時間
/15分
*かつおを漬け地につける時間は除く。
材料
(2人分)
- ・かつお (刺身用/さく) 250g
- *背側がおすすめだが、腹側でもよい。
- 【漬け地】
- ・しょうゆ 100ml
- ・酒 (煮きったもの) 50ml
- ・みりん 25ml
- *アルコールが気になる場合は煮きる。
- ・にんにく (すりおろす) 1かけ分
- ・しょうが (すりおろす) 1かけ分
- ・あられ (塩味) 100g
- 【A】
- ・米粉 15g
- *または小麦粉。
- ・卵 1コ
- ・春キャベツ (せん切り) 適量
- ・青じそ (せん切り) 適量
- ・溶きがらし 適量
- ・米油
- *またはサラダ油。
つくり方
1
かつおは太い場合は厚みを半分に切る。【漬け地】の材料を混ぜ合わせ、つけだれ用に少し取り分ける。ポリ袋に【漬け地】を入れてかつおを加え、袋の空気を抜いて口を閉じ、15分間おく。
! ポイント
魚の漬け地は、しょうゆ:酒:みりん=4:2:1の割合が黄金比。覚えておくと便利。
2
あられはフードプロセッサーに入れて細かく砕き、バットに広げる。
3
ボウルに【A】を入れ、なめらかになるまでよく混ぜ合わせる。
4
かつおを袋から取り出し、汁けを拭く。3にくぐらせてから2に入れ、全体にあられをまんべんなくまぶす。
5
フライパンに米油大さじ2~3を強火で熱して4を入れ、両面をカリッとするまでサッと焼く。側面も立てて、同様に全面を焼く。表面がカリッとしたら取り出す。
! ポイント
表面だけに火を通し、中はレアに仕上げる。
6
キャベツと青じそを混ぜ合わせて器に敷く。5を食べやすい大きさに切ってのせ、1で取り分けたつけだれ、溶きがらしを添える。
全体備考
◆林さん直伝プロの技◆
1.脂が少ない初がつおは、油で焼いてコクを補う。
2.にんにく、しょうがの香り、あられの食感でメリハリを出す。
3.油と香りの相乗効果で魚のくせがやわらぎ、食べやすくなる。
きょうの料理レシピ
2023/05/16
シェフのON&OFFごはん
このレシピをつくった人
林 亮平さん
香川県出身。東京・南青山の日本料理店店主。家庭向けのレシピは「誰にでも覚えやすくて食べ飽きない味がいちばん」と、応用自在で理にかなった調理法を研究、提案している。
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