そら豆ご飯
そら豆とディルをたくさん使ったご飯は、新しい季節の訪れをひときわ感じられるイランの家庭料理。イランではゆでた鶏肉などを添えますが、サヘルさんはご飯だけで食べるのも好きだそう。じゃがいもとたまねぎの甘みがポイントです。
写真: 野口 健志
*1人分
*1人分
*米を炊く時間は除く。
材料
(2~3人分)
- ・米 360ml(2合)
- ・そら豆 (さやから出す) 200g
- ・ディル (生) 1~3パック(20~60g)
- ・たまねぎ 1コ(200g)
- ・じゃがいも (小) 4コ(80g)
- *小ぶりなものをよく洗い、皮付きのまま使う。
- ・ターメリック 小さじ1
- ・固形チキンスープの素(もと) (洋風) 1+1/2コ
- ・オリーブ油
- ・黒こしょう (粗びき)
- ・塩
つくり方
たまねぎは縦半分に切り、縦に薄切りにする。鍋にオリーブ油大さじ2とたまねぎを入れ、強めの中火で炒める。たまねぎが透き通ってきたら弱火にし、ターメリックを加えて混ぜ、水カップ2を加える。中火にし、混ぜながら煮る。
煮立ったらじゃがいも、スープの素、黒こしょう少々を加えて弱めの中火にし、ふたをして10~15分間、じゃがいもに竹串がスッと通るまで煮る。じゃがいもが浸るように水20~30mlを足し、ひと煮立ちさせる。味をみて塩少々で調え、火を止めて粗熱を取る。
煮汁は米を炊くときに使うので、水を足して水分量を調節する。
そら豆は塩適量を入れた熱湯で2~3分間ゆで、ざるに上げて冷ます。横半分に切り、薄皮から取り出す。
米は洗って水けをきり、炊飯器の内釜に入れる。2の煮汁をざるなどでこして380ml加え(煮汁が足りなければ水を足す)、普通に炊く。じゃがいもとたまねぎはとっておく。
ディルはみじん切りにする。炊き上がったご飯にディルとそら豆を加えてやさしく混ぜ、再び炊飯器のふたをして1分間蒸らす。皿に盛り、4のじゃがいもとたまねぎを添える。
このレシピをつくった人
サヘル・ローズさん
イラン生まれ。7歳までイランの児童養護施設で過ごし、8歳で養母とともに来日、高校生のときから芸能活動を始める。映画や舞台、テレビ番組などで幅広く活躍。また、国際人権NGOで親善大使を務めるなどの活動が評価され、2020年にアメリカで人権活動家賞を受賞。現在も公私にわたり子どもたちの支援活動を行っている。
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