鶏むね肉のしょうがオイルがけ
じっくり揚げ焼きにしたしょうがは、辛みがマイルドで奥ゆかしい味。これをツルッと口当たりよくゆでた鶏むね肉にオイルごとかけ、サラダ感覚でいただきます。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
*1人分
*レタスを冷蔵庫で冷やす時間は除く。
材料
(2人分)
- ・しょうが 40g
- ・レタス 3~4枚
- ・鶏むね肉 1枚(300g)
- 【A】
- ・片栗粉 大さじ2
- ・酒 大さじ1
- ・塩 小さじ1/2弱
- ・こしょう 少々
- 【B】
- ・しょうゆ 小さじ2
- ・すりごま (白) 小さじ2
- ・砂糖 小さじ1
- ・ごま油 小さじ1
- ・酢 小さじ1
- ・サラダ油
つくり方
レタスは冷蔵庫で冷やし、パリッとさせておく。しょうがはよく洗って皮全体を包丁の背で軽くこそげ、細切りにする。小さめのフライパンにサラダ油大さじ2としょうがを入れて弱火にかけ、時々混ぜながら6~7分間揚げ焼きにする(しょうがオイル)。【B】は混ぜ合わせておく。
鶏肉は皮を除いて一口大に薄くそぎ切りにし、【A】をもみ込む。鍋に湯を沸かして鶏肉を一度に入れ、菜箸でやさしくほぐしながら弱めの中火で3~4分間ゆでて火を通す。
鶏肉は片栗粉をまぶしてゆでると、表面がツルッとして口当たりがよくなる。好みで、鶏肉の皮は細切りにして一緒にゆでても。
レタスを食べやすくちぎって器に敷き、湯をきった2の鶏肉をのせる。
鶏肉の余熱でレタスがしんなりしておいしくなる。
3に【B】を回しかけ、1のしょうがオイルを回しかける。
鶏肉をゆでている間にしょうがオイルが冷めてしまったら、アツアツに温めてからかける。
◆いろいろ使えるしょうがオイル◆
このしょうがオイルは魚介とも相性抜群。鶏むね肉のかわりに、たこや帆立ての刺身、戻したわかめなどを野菜にのせたものにかけてもおいしいです。ほかに、豆腐と水菜のサラダなどにもピッタリ。時間がたつとしょうがの香りがとんでしまうので、つくりおきをせずに使う分だけそのつどつくるのがおすすめです。
このレシピをつくった人
舘野 鏡子さん
1970年生まれ。桐朋学園大学ピアノ科卒業。NHK「きょうの料理」の料理アシスタントを10年続け、独立。三世代の家族が満足できる食事、家庭でつくりやすい献立やお菓子を日ごろから研究。
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